FM802 Music Freaks#12

SONG LIST

M1 22:02 I UNDERSTAND IT/IDLEWILD
M2 22:10 ガストロンジャー/エレファントカシマシ
M3 22:19 IF/JANET JACKSON
M4 22:25 PAGAN POETRY/BJORK
M5 22:31 YOUNG BRIDE/MIDLAKE
M6 22:35 GREEK SONG/RUFUS WAINWRIGHT
M7 22:43 茎/椎名林檎
M8 22:52 労働/PERIDOTS
M9 22:59 ハロー・ハロー/SUPERFLY
M10 23:08 I BELIEVE/絢香
M11 23:15 TOMORROW NEVER KNOWS/MR.CHILDREN
M12 23:22 リリー/ANATAKIKOU
M13 23:28 風をあつめて/はっぴいえんど
M14 23:35 坂の途中-FM802 VERSION-/スガシカオ
M15 23:39 BLACK MAGIC/JARVIS COCKER
M16 23:42 FLATHEAD/FRATELLIS
M17 23:49 Freesia/PERIDOTS

加藤美樹さんからの質問】「白黒はっきりつけたいことは?」
友達の結婚式があるんですけど、スーツを新調するかどうか決めかねてて。これをはっきりさせたいですね。この間、一張羅のスーツをあらためて着てみたら、これ、ナイな! どーしようかな?って思って。ちょっと今迷ってるんですけど…スーツ…悩ましいところでございます。


【リスナーからのメッセージ】「先日IDLEWILDのライブに行ってきました」
僕も東京でのライブ行ってきたんですが、9年ぶりってことで、ホントにお客さんが待ちかねててすごくいい雰囲気のライブで。僕、IDLEWILDってもうちょっと硬派でクールな感じなのかなと勝手にイメージしてたんですが、すごくフレンドリーなライブで楽しかったです。

(このあとIDLEWILDのメンバーからperidotsへのコメント流れる)

ということで、ロディとロッドからのメッセージがありましたが、何か現実感がないというか…あのIDLEWILDが… 僕へのメッセージが…(ほわ〜ん)。
僕が東京の会場に向かおうとしてたら、ドラムの人とギターの人がウロチョロしててたり、ライブ直前にヴォーカルのロディがちょろっと顔出したりとか、「そんなんでいいの?」って感じのIDLEWILDでした。peridotsの曲も聴いてもらったということで、ちょっと恐れ多いんですが、とてもうれしいです。


今夜のシチュエーション・リクエストのテーマ「日本国外にpushしたい曲・アーティスト」僕ならこれを選ぶということで選んだのがエレファントカシマシ
エレカシは、スタッフが近いどころの騒ぎじゃなく…。前々から「この人すげーな!」と思ってたアーティストが、この世界にはいってみたら、偶然にもスタッフが近かったという現象がすごい多くて、ビックリするんですけど。微妙なつながりがいろいろあるんですが、エレカシに関しては、まんま…プロデューサーが一緒とか。初めてエレカシのライブを見させてもらった時に「これは!世界に持って行こうよ!」(←ハイテンション)と思ったくらい興奮した覚えがあって。
で、今日は「ガストロンジャー」という曲をかけるんですが、さっきあらためて聴いてみて、これ流そうかな?どうしようかな?と(笑)一瞬躊躇したんですけど。不思議な感動が…男の人とか特に、こみ上げてくると思うんで、心して聴いて下さい。


<セレクト×セレクト>テーマ「オリエンタルな曲」
いろいろ曲を選んでるときに、POPSとかROCKとかで、アジアちっくなアレンジとか雰囲気を持った曲が時々あって、すごいおもしろいんで、それをピックアップしてかけようと思います。今「さくらん」って映画も公開されてますし、日本・アジアを意識してセレクトしてみました。

最初にお届けするのはJANET!!(←ハイテンション)
僕は高校の時、学校をさぼって、東京ドーム2daysとか見に行くくらいファンだったんですけど。今日は、JANET JACKSONがめちゃめちゃイケイケ、バリバリだった頃の曲で、この曲のPVがアジアっぽくて。それじゃなきゃ、この曲がアジアっぽいかどうか微妙なとこなんですが(笑)実際は。
サンプリングで「ちゃっちゃらちゃーらら♪」っていうのがあって。いま「Dream Girls」って映画やってますが、あれのモデルになったThe Supremesという3人組の曲のサンプリング。原曲で聴くとそんなおかしな曲ではないんですが、この曲に取り込まれると、なんかヘンだな!?って感じのフレーズでおもしろいです。

ビヨークは日本の音楽大好きって言ってて、日本の音楽っていっても、琴とか鼓とかだと思うんですが(笑)。いまのもイントロがアジアちっくでしたけど、琴一本で歌、みたいな曲もあったりして。いろいろあるんですよビヨークは。しかも、うまいですよね、ただアジアちっくになるだけじゃなくて、ちゃんと自分に取り込んでて。

  • YOUNG BRIDE / MIDLAKE

MIDLAKEは2006年ベストワンって感じで僕が選ばせてもらったりもして、2ndアルバムが本当にすばらしいアルバムで。世間的には結構地味な反応でしたけど。

前々回もカバーで「My Funny Valentine」というジャズのスタンダード曲のカバーを聴いてもらいましたが、今かけた曲もすごかったですけど、すごいですよね、この消化力というか…この取り込み方みたいな。もっと普通な曲もあるんですけど、こんなのばっかりやってる人じゃないんですが、すごい…すごい…すごい…。


【BBSから】「海外便の機内食日本食を勘違いしてておもしろい(中略)でも日本人が一番、日本の良さを理解してないのかも」
この話で思うのは…友達の女の子で外国でめちゃめちゃモテるという子がいて。歩いてるとすれ違いざま男の人に「You are beautiful !」って言われるくらいすごいモテる女の子がいて。僕はその感覚はわかるんです。僕もどちらかというと日本的な顔の女の人が好きってのもありますし。でもわかんない男の人から言わせると「え、あの子がモテんの?」みたいなのがあって。感覚が違うじゃないですか?いわゆる外国の人が見る日本人・アジアの人たちの美しさと、日本人のいうカワイイ顔、目がぱっちりしてて、みたいな…その違いがおもしろいなーと思って。ルーシー・リューとか、ああいうのがウケるの?みたいに思う人もいるでしょうけど、はっきり違いがでるみたいで。わかんない人はわかんないらしくて。そこらへん、ちょっと考え直した方がいいというか(笑)…美的感覚っておもしろいですよね。

日本のアーティストじゃん!(笑)って思うんですけど。「さくらん」っていう映画の主題歌もやってらっしゃいますけど、椎名林檎さんが日本的なものをROCKやPOPSに取り込む、その取り込み方は、日本のアーティストが日本的なんだよ、という感じのとは全然違うと思うんですよ。だからこのテーマにおいて、あえて椎名林檎さんを流すんですけど、その見せ方とか音楽の取り込み方とかすごくおもしろいと思います。

僕、用事があって山形に2年ぶりくらいに帰ったんです。でもIDLEWILDのライブがあったんで、20時間くらいしか山形にいなかった。久しぶりに帰って、結構いろいろ変わってた。母親が言ってたんですが、暖冬だったんで2回しか雪かきしなくて済んだって言ってました。ひどいときは屋根に登って、雪をおろしたり、落ちて額(ひたい)を割ったりとか、あるんですよ、山形は。僕あんまりやったことないんですけど(笑)母親が一生懸命やってますよ。父親が額を割ってましたね、落ちて。雪バナシといえば、子供の頃、雪の降る中、全裸で雪の中にバン!って、怒られて「お前なんか外に出てけ!」って。全裸ですよ?小学校?子供の頃ですけど、全裸で白銀の庭に放り出されて「ごめんなさぁい」って泣き叫びましたけど、泣くしかないですよね、そんなことやられたら。そういう、今そんなことしたら虐待とも言われかねないようなことをやられてました!

  • ハロー・ハロー / SUPERFLY


peridots←→絢香Voice Mail交換】
peridots絢香への質問「シンガーとして喉のケアで気を使ってることは?」
絢香「寝るときは必ずマスクをして寝ます。前は移動のとき新幹線とかで空気が悪くて喉が痛くなるのでしてましたが、慣れるとマスク無しでは寝られないように。あと、歌う時は、以前はゆず茶を飲んでましたが、最近は、カリンエキスをお湯にいれて飲んでいます。あと、歌う前の喉を柔らかくする発声はしっかりしないと、といつも心がけています。高橋さんへの質問は“ライブをする上で心がけていることは何ですか?”私は、音に集中することと楽しむこと。まず自分が楽しまないとお客さんにも伝わらないから」〈この質問に答えているperidotsのVoice Mailはこちら

絢香さんもいろいろやってるんですね。僕、ボイストレーニングって受けたことがないんで、発声のしかたとか全然知らないんですけど…誰か教えて下さい。ライブで心がけてることってことですが、ちょっと前までは普通にうまく歌おうとしてたというか、上手にライブが行えればいいなという感じはあったんですが、最近はお客さんに対して歌おう、お客さんに伝えようという気持ちが大きくなってきて。客電(お客さんに対する照明)が全く消えちゃって、自分にピンスポットが当たって、お客さんが全然見えない状態になるときがあるんですが、ちょっと不安になったりします。お客さんがうっすらでも見えてるとお客さんに対して歌えるという感じがあって。心がけてるというか、最近は、それが一番だと思って歌っています。


<シチュエーション・リクエスト>テーマ「日本国外にpushしたい曲・アーティスト」

初めて「Tomorrow never knows」ヘッドフォンでマジ聴きしましたけど、Saxのソロとかあったんですね。すごく新鮮でおもしろかったです。この曲、桜井さん全然時間かけずに書いちゃったとかどこかで聞いたような覚えが。さーっ書いたとか。名曲ってそういうもんなんでしょうね。

僕、誰かからANATAKIKOUの人に顔が似てるね、って言われたことがあって、いまスタッフに言ったら、全然似てない!って。後であらためて写真拝見させていただきたいと思います。


(BBS見ながら)peridotsはこの間「倶楽部AKANEIRO」っていうフジファブリックのイベントに出たんですけど、フジファブリックについての書き込みもあって「オリエンタル臭がする」ということで、誰かもイントロがいちいち中国っぽいとか言ってたんですけど、多分オリエンタルを意識してああいう感じになってるんではないんだろうな、というところがおもしろいんだと思うんです、フジファブリックの場合は。それを狙ったらああはならないでしょう。


【BBSから】「昔海外に住んでいた時、カナダ人のルームメイトに日本のCDを聴かせたら、はっぴいえんど、すごく気に入っていました」

これ(はっぴいえんど)って「Lost In Translation」(2003年)でしたっけ、ソフィア・コッポラ(監督)のサントラに使われたりしてました。ソフィア・コッポラ恐るべし!って感じだったんですけども、こんなとこでなんやかんや言わなくても、当たり前に世界で評価されてる方々なんです。はっぴいえんどと言えば、peridots鈴木茂大先生にお世話になっておりますので、この間のフジファブリックの打ち上げでも鈴木茂先生話で結構盛り上がって。伝説がたくさんあるので(笑)。

  • BLACK MAGIC / JARVIS COCKER

Jarvis Cockerはパルプ(Pulp)というバンドをやってた人で、今回ソロアルバムを出したんですが、僕はパルプはあんまりひっかからなかったんですが、Jarvis Cockerのソロを聴いたら「カッコいい!!」と思ったんで、ここでご紹介します。


「Freesia」が完成しました。新しいヴァージョンの「Freesia」*1をお届けしたいと思います。
今回のヴァージョンのアレンジをしてくれたのは、橋本さんという人で「倶楽部AKANEIRO」のライブでギターも弾いてくれて。いいキャラクターで、間違えて僕の靴を履いて帰っちゃったエピソードは、何回も言おうと思うんですけど、もう10年くらい言ってやろうと思うんですけど(笑)昨日もまた別の曲のレコーディングを橋本さんとやってまして、もうすっかりperidotsチームに馴染んじゃって。僕こう見えて結構気ぃ使いなんですけど、橋本さんには全然気を使わなくてすんで(笑)。本当に楽しくやっております。


さっきからBBSにアンガールズの田中にしゃべり方が似てるってあるんですけど…。似てます?「似てない」(←田中のモノマネで)こういうこと?この状態の?(再度モノマネ→)「似てないよ」(ちょっと似てました・笑)

書き込みにあったんですけど、ライブ中に僕と目が合うことがあると。それ、よく聞く話なんですけど…僕目が悪くて、そんなに意識したことなかったんですけど、最近ライブの時にコンタクトし始めたんで(笑)より皆さんが見える状態になっておりますので。見てますよ、皆さんのことをライブ中ずっと。そんなこんなも楽しみにライブにぜひ来て下さい!



【topaz】

*1:2007年5月タワーレコード限定シングルとして発売されたヴァージョン