FM802 HOLIDAY SPECIAL「Panasonic presents LOVE & GREEN」(書き起こし)


DJ 加藤美樹 : お久しぶりでございます。
高橋 : お久しぶりです。
加藤 : お元気でしたか?
高橋 : 超元気です。
加藤 : peridotsのタカハシコウキさんです。○○さん、◇◇さん他たくさんの方から「待ってました、スタジオライヴ!」とメッセージたくさんいただいてます。緊張してる?
高橋 : 緊張…ほどほど、程良く(笑)。
加藤 : それではその状態でさっそくスタジオライヴお願いします。
高橋 : はい。1曲目にさっそくカヴァーをさせていただきたいと思います。井上陽水大先生の「五月の別れ」という曲。(この番組の)“LOVE&GREEN ”というテーマに合ってるんではないかと思いまして。なぜ1曲目にしたかと言いますと、まるで発声練習のような曲なんですね(笑)なんとなく。聴いて下さい。

高橋 : 一箇所、歌詞を間違えてしまいましたが、ライヴということでね(笑)。(チューニングしながら)次に「Head to Toe」という…peridotsは11/17に初のフルアルバムをやっとやっとやっと出すことが出来まして。その中で一番自分ではdeepだと思っていた曲だったんですが、意外にもすごく皆様に気に入ってもらえている曲「Head to Toe」という曲を聴いて下さい。

高橋 : ありがとうございます。(チューニングしながら)美樹さん、何かしゃべって下さい(笑)。
加藤 : いやーーすごい声。やっぱりいい声ですね。(高橋 : ありがとうございます)でも「Head to Toe」聴けると思わなかった。(高橋 : アッハッハ)頭の先から爪の先まで欲望に満ちているperidotsのタカハシコウキさん(笑)のスタジオライヴです。
高橋 : では、もう1曲だけ聴いて下さい。「メトロ」という曲をやりたいと思います。

加藤 : 今日1組目のスタジオライヴはperidotsタカハシコウキさんのスタジオライヴでした。あらためまして、お久しぶりです。
高橋 : お久しぶりです。
加藤 : お元気そうで何よりです。「変わりませんね」って言ったら「ちょっと老けた」って言ってましたけど。
高橋 : (笑)ちょっと老けたくらいで、あとは全然なにも変わってないです。
加藤 : でもなんか髪型がかわいいですね、サバサバしてて。
高橋 : あ〜最近そうですね、短いですね。
加藤 : もうたくさん、スタジオライヴへの感想をいただいております。(リスナー数名からのメッセージを紹介/省略)☆☆さんから「本当にお声がすばらしいですね。意外と昼下がりも似合いますね」って(笑)。
高橋 : (笑)どういうイメージだったんでしょうね。
加藤 : やっぱりMUSIC FREAKSのイメージがあるんじゃないですか?
高橋 : 夜ですか。
加藤 : そうそうそう、MUSIC FREAKSのDJを務めていらしたのは2006年から2007年ということで、その間も802は来て下さったり、新曲が出来て届けて下さったりということだったんですが…やーーアルバムが出来ました。
高橋 : やっとです。
加藤 : 先日11/17にアルバム「MY MIND WANDERS」をリリースされました。peridots活動8年にして初のオリジナル・フルアルバム。…8年目でオリジナル・フルアルバム …カッコいい。
高橋 : そう、どこかで「苦節8年」って書かれて(笑)。(加藤 : マジ?)すーごい営業妨害と思った(笑)もっとクールなイメージで…(笑)。
加藤 : クールなイメージで8年だったんですよね(笑)。
高橋 : そう「苦節」って書かれて…。
加藤 : 実際は?「苦」は無い?
高橋 : 「苦」は…皆さんが思ってるほどはないですよ。もうこんな性格なので、「ま、いっか」みたいなのの繰り返しでずっとここまで来ましたね。
加藤 : MUSIC FREAKSのDJの時にも、すごいマイペースなイメージがあったんですけれども(高橋 : 笑)こだわりは強い?
高橋 : そうですね。B型ってことですかね。
加藤 : あ、B型なんですか?私もですけれど…。
高橋 : おっ!(加藤 : 笑)ちょっと厄介ですね。
加藤 : なんか違います…。(高橋 : アハハッ!)何に一番時間を費やしたんですかね?
高橋 : アルバムを作るのに?…環境作りというか、状況作りですよね。自分がやりたいことだとか、こういう曲を入れたいとか、誰と演りたいとか、そういうのは決まっていたので、それをどういうところから、どういう形で出すかというところを僕以外の人たちが主に頑張って作ってくれたんですね。
加藤 : 今日歌って下さった「メトロ」などのライヴでも聴かせてくれていた曲、懐かしい曲が最初に入っていて、で「Head To Toe」も今日聴かせてくれましたけど、それは最近の曲で、「Last One」から「Head to Toe」にずっと流れて、後半のアルバムの勢いとか、“完走した”「Life」に行く感じとか、その先どこへ行くのか?というようなアルバム1枚の流れ、すごい良く出来てますよね。
高橋 : そう、なんか…結構バッと決めたんですよ。意外とすんなり決まって。後から自分で歌詞の内容とかを見てみると、自分が思ってなかったような流れも偶然出来てるなと感じたりとかして。我ながら驚いたりするところもありました。
加藤 : アルバムタイトルソングの「MY MIND WANDERS」1曲目に入ってるんですが、これがまたいい曲でね。「WANDERS」は“不思議”っていうことではないんですよね?
高橋 : なんか“放浪”とかそういう意味ですかね。
加藤 : 心が迷っていた?さまよう?
高橋 : その、迷うというか彷徨うとか…冒険するとか、そういう感じですかね。
加藤 : そうして出来たアルバムが11/17リリースになりました。そして“ライヴも楽しみにしています”とメッセージいっぱいいただいてまして、12/6心斎橋Music club JANUSでライヴがありますので是非お出かけいただきたいと思います。このアルバムを携えて802にもまたゆっくりと。
高橋 : そうですね。
加藤 : ライヴも楽しみにしておりますので。今日、HOLIDAY SPECIALということで、ちょっとだけエコを考えようなんていう話をしてるんですけれど、peridotsは日々の生活の中でエコとか考えてます?
高橋 : 僕、結構昔から意外と牛乳パックとか洗って干してスーパーにある分別のところに持って行ったり、食品トレーがどうとかやってたんですけど、いろいろ本とかも読んだりしたこともあって…なかなか難しいですよね、エコロジー、本気で考え始めると。でもそんなこと言ってもしょうがないので、分別は本当に、ホチキスの針をはずしたりまで、いまだにしてまして。それが高じてというと変ですけど、紙にホチキスというのがなんかイヤになってきたんですよ。なので、今回のアルバムのジャケットとかも、ブックレットみたいなのが個人的にイヤで。で、1枚の、ただ四つ折りの紙に…。
加藤 : そうです、広げる形になってた。
高橋 : そう、“今どきこれが?”みたいな(笑)感じのやつにしたのは、個人的にあのホチキスがイヤっていう…(笑)なんかなっちゃったんですね。自分ではずしてたからか、なんかそのつくりがイヤで。
加藤 : へぇ〜日々の生活の中から生まれたわけですね。
高橋 : そうですね、そのシンプルさというか、そっけなさというか。
加藤 : 歌詞を広げて、こうやって見るっていうのはいいもんなんですよね。
高橋 : なんか昔のいわゆる、洋楽の邦盤のジャケットとか、アートワークをちょっと意識したんですけど。そんなのがちょっと繋がってますかね。
加藤 : 「MY MIND WANDERS」は11/17リリースになっています。日々のこと、そして周りの人との関係が全部音になってるかな、なんて思いますけど。あらためて本当に今日はありがとうございました。
高橋 : ありがとうございました。
加藤 : 陽水さんのカヴァーもステキでした。ということで、この時間はスタジオライブをして下さいました。peridotsタカハシコウキさんでした。


【topaz】