Utsubo Park Music Forestaurant@大阪(REPORT.1)

靱公園センターコートで初めて開催されるライブということで、当日行ってみると、コートの真ん中につくられたステージを客席がぐるりと取り囲み、確かに360°どこからでも見えるようです。
ただ自分の席はスタンドで、結構遠く、しかもどうやらステージの反対側のようで、ちょっとショック…。
そして10月も後半というのに、照りつける陽射しが思いのほか強く、日よけも何もない会場、日焼け対策をしてこなかったことを激しく後悔…。


ライブは13時半からスタート、まだまだ暑い日中、peridotsは宮沢さんに続いて、2番目に登場。
髪が短くなってスッキリした様子ながら、これまでと変わらない自然体な高橋さんという印象です。
1曲目は802のヘビーローテーションになった「EVERY LOVE SONG」
FM802リスナーにはお馴染みの曲で、皆の耳をひきつけます。
そして、“大切な曲”「労働」
最近はイントロのギターも失敗しなくなって、高橋さんがんばってるなぁと、ちょっとうれしくなる。
1、2曲目は私からは反対向きだったけど3曲目からは逆向きで、私のいる側にも顔を見せて歌ってくれました。
3曲目「eyes」では、ギターは置いて、ハンドマイクに持ち替えて。
この曲は本当に何回聴いても圧倒される。この曲での高橋さんの歌声のすごさは、 これまでperidotsを知らなかったお客さんにもきっと届いたはず。
そして「リアカー」 今のperidotsということなら、この曲です。浦さんとの息もぴったり。
最後「DJをやらせてもらったMusic Freaksのエンディングテーマとして作りました」と紹介された「freesia」も今日はハンドマイクで。
「freesia」をハンドマイクで歌うのは久々?
歌に集中出来るスタイルだったからか、いつもにも増して、魂を込めて歌ってるのが伝わってきて、崇高な感じさえしました。
あっという間の5曲でしたが、中身の濃い時間だったと思います。


あと、最近には珍しく、MCはほとんど無し。
「初めての方も多いと思いますので、名前だけでも覚えて帰って下さい」とか 、「10月に熱中症なんてシャレになりませんから…」とか、ぼそぼそと。
曲紹介もタイトルだけで、ほとんど説明もなし。
高橋さんも言ったとおり、peridotsを初めて見るという人が多かったようだけど、これじゃ「口べたな人」と思われたんじゃ…。


共演の方々が錚錚たる面々で、会場も大きかったし、見てるこちらの方が妙な気合いが入ってたのですが、高橋さん本人は緊張してるふうでもなく、相変わらず飄々としてて、ちょっと安心しました。
10月になって明らかになった“契約解除”。
これからどうなるんだろうとか、今日のライブ大丈夫だろうかとか、いろいろと心配してたんですけどね…。
とにかくどんな形であれ、歌い続けて、その歌声を届けてくれたら。
今後の活動に期待したいと思います。


【topaz】