- EVERY LOVE SONG / peridots
DJ(飯室大吾) : この時間はこの方にゲストに来ていただいております、peridotsタカハシコウキさんです、こんばんは。
高橋 : よろしくお願いします。急にDJっぽくなったんでビックリしました。
二人 : アッハハハハハハハ。
DJ : (笑)もうね、これが出来るようになったと言っていいのか…。
高橋 : すーごい、今までの雑談とガラッと変わってビックリしちゃったんですよ。
DJ : でもご安心下さい、これから雑談にはいっていきますので。
高橋 : (笑)あっそうですか。
DJ : この「EVERY LOVE SONG」なんですけど、歌詞の中に、“図書館”であるとか、“体育館”なんて言葉が出てきて、なんか学生時代の恋の1ページみたいな、そういった風景が浮かんでくるんですけど、これは高橋さんの過去の恋愛なんかを振り返りながら生まれた曲だったりするのかなぁという気がするんですが。
高橋 : そうですね。「EVERY LOVE SONG」に関しては“どのラブソングも誰かひとりのために書かれているはずだ”っていう、大きいテーマがあって、であるからして、この曲も君に捧げてるんだよというのがあって、という、その大きい枠があるんですけど、だからと言って、僕が初恋とか、僕が恋した実体験をそのまま描いているというよりは、ちょっとひとひねりはあるんですけど、でも実際僕が、この人に捧げているっていう、もちろん一人の人がいて捧げているっていうのは変わらないんです。で、その時の僕が過ごした風景だったり、そういうのはどうしても入って来ちゃうので、それが焼き付けたという感じですかね、歌詞の中に。でもやっぱりみんなそんなに変わらないじゃないですか?その風景っていうのは。この頃のものっていうのは。絶対それは伝わるはずだと思って、信じて書いてみたんですけど。
DJ : 特にこの、夏の季節は部活で大変だった時期だったりとか、なんか、中学生高校生とか、その頃を思い出しやすい季節というか。これが高橋さんの透き通った声に乗って届いてくると、締めつけられます!きゅーんと来ますね。
高橋 : 締めつけました(笑)。
DJ : でもこの曲は、決して過去の恋愛をネガティブに引きずるのではなくて、それはそれで1ページとしてあるよ、という、誰にもどっかにあるような部分を思い出させてくれるような曲で、聴き終わった後は「ありがとう『EVERY LOVE SONG』」って言いたくなるような…。
高橋 : (笑)ありがとうございます。
DJ : あった、俺にもあった、青春が、っていう…。
高橋 : なんか一聴した感じの印象と、聴き込んだ感じの印象と、あとまた歌詞を読んだ印象と、またそれぞれ違うと思うので、それはそれぞれ楽しんでいただきたいと思います。
DJ : そうですね。何回か聴き込んでいく間で、必ず一度は歌詞カードに目を通しながら聴いてみたらいいんじゃないかなと思います。この歌があり、そして今は夏ですけども、せっかく夏なので、高橋さんて夏をどういうふうに過ごすんだろうと、ちょっと謎めいたところもあり…なので、高橋さんに夏の歌を1曲チョイスしてもらって、それをお届けした後に「高橋さんと夏」っていうテーマで雑談をしていこうかなと思いますので。
高橋 : (笑)ちょっと不安はつのりますが…がんばりましょう。
DJ : では曲紹介やもろもろは聴いた後で、ということで、選んでもらったこんな曲を聴きましょうか。
- HOT FUN IN THE SUMMERTIME / SLY & THE FAMILY STONE
DJ : 非常に軽やかな1曲を選んでいただきましたが、これはどなたのなんという曲でしょうか。
高橋 : Sly & The Family Stoneの「Hot fun in the summertime」という曲でございます。定番と言えば、定番なんじゃないでしょうかね。
DJ : どんな風景ですか?この曲にピッタリ来るような夏の一場面とすると。
高橋 : あの〜、マッパで、
DJ : マッパで?
高橋 : 靴だけ履いて近所中駆け回ってたみたいな、そういうイメージですよね。田舎で…そういうのが許される年齢で、もちろんそうですけど、犯罪にならない年齢で、時代で、それくらい田舎だった場所で。写真も残ってるんですけど、そういう風景ですね。
DJ : なんでしょうね?夏の、あの子供の頃の…半端無く一日長かったですよね?子供の頃の夏って。
高橋 : なんか…そんな話をしちゃうんですか。すごくせつなくなっちゃうんですけど(笑)。やめません、それ?(笑)
DJ : 前を向いて行きましょう。まだまだ生き抜いて行くぞ、ということで。大人になった今の高橋さんの夏の過ごし方というか…。これを聴いてくれているリスナーに、こんな夏の過ごし方なんか、どうよ?というのは。
高橋 : (笑)僕、それ指南できないなぁ。
DJ : 例えば、オーソドックスに海とか、毎年行くよ、とかいう感じですか?
高橋 : 僕、ほんっとに友達が…友達のせいにするわけじゃないんですけど、周りにそういうタイプの人がほんっとにいないんですよ。
DJ : ああー、いないとなかなか行かないですよね。
高橋 : 昨日もその話してたんですけど、僕は「えー?海なんてめんどくさい」とか、そういう感じでは決してないんですけど、全くそういう話題とか、そういう話にならないので、なかなかもう10年くらい海に行ってないなぁとか、そういう感じになりがちなので、今年は本当にちょっと行ってみようかなっていうのは…ありますね。でね、学生時分は学生時分でずーっとバスケットボールやってて、ずーっと練習だったので。
DJ : ああー一緒です。僕もバスケットボールを。ずっと部活でした。
高橋 : 部活をやってると毎日でしょう?ほんとに一日二日くらいしか、夏休みでも休みがなくって、ずーっとやってたので。なんかその印象がきつくて、若い頃もそんなに…。ほんっとに子供の頃ですよね、海とか行ったのは。それこそ、マッパで(笑)砂浜で(笑)。
DJ : バスケ部って夏、屋内だからあんまり焼けなくて、焼けないくせにどんどんムキムキになっていって。アマチュアレスリングみたいな体型になっていくんですね。でも今年は海?
高橋 : 海、行きたいですね。
DJ : 山とかより、海?
高橋 : あ、でも山も好きですよ。しょっぱくないので、小川、川は。海、しょっぱいじゃないですか?「しょっぱい!!」ってなるので(笑)。
DJ : なんですかー今のは? かわいーかったですよ。
高橋 : そう、山、しょっぱくないからね。山も大好きですよ。
DJ : 山も同じように自分で企画して行って。
高橋 : ちょっとがんばって。そうしないと結局ダメなんだなぁということに気づき始めてるので。
DJ : ねえー。
高橋 : ちょっとがんばろうかなと。
DJ : 自分で車出して、連絡回して、来れるか、みたいな。
高橋 : とか言って、来年とかに「どうでした、去年?」って聞かないで下さいね。
二人 : ワハハハハハハハハ。
DJ : 大丈夫です!
高橋 : 自信はないので。でもがんばりますけど。
DJ : 非常によく、その感じはわかります。僕もとっても似た感じがするので。あくまでも、がんばるぞと言ってる自分が好きだ、みたいな。
高橋 : そうそうそう。がんばるぞ、って、このラジオの番組で言ってる、っていうこの事実だけを残して帰ろうかな、ぐらいの、ですね。
DJ : (笑)そうですね。夏ってそんなもんですよ。
高橋 : ええ…えー?
二人 : (笑)
DJ : あれ?僕もあんまり今のは、なんの意図もなく言いましたけど。
高橋 : でも、皆さんもホントに楽しんでほしいですね(笑)。
DJ : そうですね。
二人 : (笑)
DJ : やわらかーく包んだ感じがしますけど。そろそろお別れの時間となってしまうんですけど。
高橋 : なんか台本に「ほどほどに盛り上がったところで」って書いてあるんですけど、今がそうなんですね?(笑)
DJ : ほどほどに盛り上がったんじゃないですか?
高橋 : (笑)そうですね。
DJ : いや、まだまだ行ってもいいですよ?
高橋 : いや〜△★◇●☆◆○(←意味不明)ほどほどに盛り上がってると思います!「ほどほどに」!! 盛り上がってると思います!!!
DJ : この感じがいいんですよ。この「EVERY LOVE SONG」と共に収録されているこの曲をお届けしてお別れとなります。高橋さんから曲紹介をお願いします。
高橋 : はい。では聴いて下さい。peridotsの「リアカー」。
DJ : 今夜のゲストはperidotsタカハシコウキさんでした。
- リアカー/peridots
【topaz】