FM802 ROCK KIDS 802 TUESDAY書き起こし


DJ(西田新): この時間は今月のヘビーローテーション・アーティストのこの方がスタジオに到着しています。自己紹介お願いします。
高橋 : peridotsのタカハシコウキでございます。よろしくお願いします。
DJ : よろしくお願いします。peridotsタカハシさんはこの番組、ROCK KIDS 802には初登場ということで、歌は皆さん知ってると思うんですけど、どんなキャラクターなのか、どんな人なのか、興味津々の方もいらっしゃると思いますので、今日はROCK KIDS 802恒例のスペシャルマシーン、目の前にありますけども…ガチャポンマシーン、なつかしいでしょ?
高橋 : ホントにもう何十年もやってないです。
DJ : ここにたくさんの質問が入ってますので、100円玉を投入してカプセルを順番に出して下さい。
高橋 : お金を…(ガチャガチャッ)
DJ : 昔やりました?ガチャガチャとか。
高橋 : やりましたね、よく。欲しいものが出るまで延々やってた記憶が…。
DJ : では、タカハシさんが読んで下さい。
高橋 : 『質問 : 休みの日の過ごし方は?』
DJ : peridotsタカハシさんは休みの日、どんな過ごし方をするんでしょう?
高橋 : 休みの日はですね…皆さんもこういう方多いかもしれませんけど、気がついたら、あれ?もう夕方になってる、みたいな、そういう…(笑)。実際何が多いかと言うと、それが一番多いかもしれないですね。
DJ : その前に、起きる時間帯が遅いっていうのもあるんでしょうかね?
高橋 : それはね、早い遅いに関わらないんですよ(笑)。
DJ : 関わらないんですか。何かに没頭してるというか。
高橋 : 起きて、ご飯作って食べて、で、あれっ?て思うともう5時、6時だぞっていう…。夕飯、じゃあ食べようかな、ぐらいの感じになってることが、いろいろありますけど、一番割合的にはそんな感じが多いですね。
DJ : じゃあ子供時代とかも、例えば日曜日とか朝からいろんなことするじゃないですか?
高橋 : そうですね…。
DJ : でもタカハシさんの場合は、気づいたらサザエさんやっちゃってるよ、みたいな?(高橋・笑)明日学校だよ、みたいな?
高橋 : 若い頃は部活とかがあったんで、それに没頭してればよかったんですけど。最近は、休みのたびに、釣りに行ってます、とか言えるようにいつかなりたいな、と思いつつ、今に至るという感じですね。
DJ : アウトドア派ではなくインドア派?
高橋 : なんかねー、そういうつもりじゃないんだけど、そうなっちゃうみたいなとこありますね、今のところ。
DJ : 何かまずひとつ、みんながやってような趣味を見つけるのもいいかもしれません。
高橋 : (笑)そうですね。
DJ : では続いての質問は?またまた100円玉を投入してもらいましょうか。peridotsタカハシさんに質問、ということで…。行きましょう。
高橋 : 『質問 : 生まれて初めて買ったCD(レコード)は?』
DJ : おそらく僕、同世代だと思うんで、だいたい小さい頃聴いてた音楽も似てるかなと思うんですが、何でしょうか?昔はCDじゃなくアナログですよね。
高橋 : そうですね、まだ僕らの時代は(笑)こんなこというのも…ドーナツ盤というのもありました。
DJ : ドーナツ盤でしたね。
高橋 : 僕、正直言うと、覚えてないです。覚えてない頃からなんとなく買ってた記憶が…。だから、満を持して自分でお金を貯めてレコードを買ったという感じはなく、気がついたら結構レコードコレクションがあった、くらいの感じだったと思うんですが。多分、松田聖子さんの何かシングルだったと思います。で、記憶に一番あって、レコード屋で選んでちゃんと買ったという、それが一番最初かどうかはわかりませんけど、記憶にあるのは斉藤由貴さんの「卒業」でしたね。シングル買いました。
DJ : あ、それはもう、僕も間違いなく買ってました。ジャケットまでバッチリ覚えてます。
高橋 : 覚えてますね。
DJ : 僕は中学1年だったか、小学校6年だったと思うんですけど。そうですかー。
高橋 : あれは、良い曲でしたね。
DJ : 良い曲でしたね。今でも聴きたいなーと思うときあるんですけどね。ではあと一つくらい(質問)行きますか。だいたいperidotsタカハシさんのキャラクターわかってきたでしょうか?
高橋 : (笑)どうなんでしょうね。『最近気になっていること(もの、人)は?』
DJ : これは言いたい、ってことを。
高橋 : 最近気になってる、人、っていうかグループですか。やっぱり、ご多分に漏れずというか…Perfume(笑)ですね。
DJ : あ、Perfume?!
高橋 : 僕、個人的にどうっていうのはまだなくて、見てて楽しいなとか、気になるなくらいの感じだったんですけど。僕が生まれて初めて組んだバンドのギターの奴が僕と音楽的な趣味がバッチリ合って、マニアックな奴なんですけど、そいつが最近Perfumeにゾッコンだという話を聞いて「こいつもオジサンになったんだな」と思いつつも、なんとなく「わかる!」みたいなことがあって、あのPerfumeの魔力にかかったんだな、こいつも、と思って、その気持ちもわかるし、僕もいずれかかっちゃうのかなとか思いつつ、あの渦に巻き込まれそうな香りがしてる感じがあって。
DJ : その魔法にはギリギリ抵抗してるんですか。
高橋 : 抵抗してるっていうか、まだ気になってる、くらいの感じなんですけどね。
DJ : そうですか。一般の音楽ファンの方はお子様から年輩の方までPerfume大好きという、ルックスもキャラクターもかわいいとおっしゃる意見もありつつ、peridotsタカハシさんみたいに、ミュージシャンの立場からはまってる方が意外と多い。
高橋 : らしいですね。
DJ : KREVA君なんかも一時、Perfumeがホントに音楽的にすごいみたいなことをよく言ってましたけど。やっぱりYMO以来のテクノのバックグラウンドを持ったアーティストが出てきたというところにもあるのかもしれませんけど。
高橋 : マニアックさと下世話さみたいなのの、バランスがすばらしくうまくいったんでしょうね。
DJ : なるほどね。ということでいろんなperidotsタカハシさんのキャラクター、人格を1%くらいは引き出せたのかなと思いますが。
高橋 : だといいんですが。
DJ : そういえば、メッセージも「おかえり」メッセージが結構きてまして。
高橋 : おっ。
DJ : ○○市の☆☆さん「802におかえりなさい」同じように◇◇市の△△さんも「大阪に、802におかえりなさい」という。
高橋 : ただいま、帰って参りました。
DJ : FM802のMUSIC FREAKSのDJを担当してらっしゃいまして、802の電波ではお馴染みという。
高橋 : お世話になりました、ほんとに。
DJ : どうですか、マイクの前というのは?
高橋 : えーっと…落ち着きますね。
DJ : 落ち着きますか(笑)。
高橋 : (笑)それはウソですけど(笑)本当にMUSIC FREAKSで揉まれて、ホントにこんなにしゃべれなかったので、僕は。
DJ : そうなんですか?
高橋 : すごく大切に思ってます。
DJ : 昨日も昨日で、和歌山でHOLIDAY SPECIALに出演ということでライブもあったみたいですけど。◇◇さんから(メッセージ)「高橋さんの歌ってる時、高橋さんの後方の頭上にカモメやトンビが飛んできて旋回してました。歌声に誘われてやってきたのでしょうか?」
高橋 : あぁー、なんかそのうち神様みたいにチョウチョとか小鳥がやってくるようになればいいんですけどね。ちょっと鬱陶しいかもしれないですけど(笑)。
DJ : そういう魔力があるかもしれませんが。
高橋 : そうなりたいですね。
DJ : 一説には同時進行で、和歌山ではマグロの解体ショーなんかもあったみたいですけどね。
高橋 : (笑)あぁ、そうですか。
DJ : マグロに行くか、peridotsに行くか迷った人もたくさんいるみたい。
高橋 : あ〜なるほど。勝ちたいですね、その勝負には是非。
DJ : 勝ったと思いますけどね。いろんな話しましたけど、明日7/23にNew Mini Album「EVERY LOVE SONG」がいよいよ発売ということで。今回はプロデューサーとしてですか? YANAGIMANさんが。
高橋 : 「EVERY LOVE SONG」っていうタイトル曲は、曲も共作っていう感じで、一緒に作りました。
DJ : YANAGIMANさんの、僕のイメージですけど、ケツメイシじゃないですけど、結構レゲエ畑が強い方かな、みたいな印象があったんですけど。
高橋 : ええ、僕もHIPHOPとかレゲエという印象がきつくて、「YO!YO!YO!」的な人が(笑)いらっしゃるのかなと思ったら、本当に…人間的な、で、いろいろ下積みが長かったり、苦労された方らしくて。すごく人間的な、普通って言ったらヘンですけど、しっかりした方で、いろいろ教わることが多くて、イメージと全然違いましたね。
DJ : 僕もそういう話をケツメイシのメンバーから聞いて、ビックリしたんですけども。いつか売れるから大丈夫だよ、みたいな感じでずっとやってたのが、今に至る、みたいな感じらしいですけど。
高橋 : そうですね。本当に真面目な方ですね。
DJ : すばらしいアレンジと言いますか、耳にものすごく、サビの部分が乗っかってくるというか残ってくるという感じなんですけど。
高橋 : そうですね。
DJ : 「どんなラブソングも誰か一人のために」のフレーズ、本当に印象的ですけど、赤裸々というかすごいストレートじゃないですか?これはどんな思いでこの歌詞を思い浮かべ、歌詞にしたんでしょうか?
高橋 : この「どんなラブソングも誰か一人のために」という発想は、僕、常々思ってたのが、例えばジョン・レノンが、ヨーコ、ヨーコってヨーコの歌を歌って、なんでそれをうちらが聴いて感動しなきゃいけねーの、みたいな、でも実際感動してる自分ってなんだろう、みたいな。プライベートな、すごい個人的なことがなんでこうやって広がっていくんだろうという不思議さと、でもそれが当然だよな、という思い…常日頃思っていて、それが、メロディに乗せて歌詞を書こうと思った時に、こういう形になったのかなと、自分で思います。
DJ : なるほどね。タカハシさんもラジオのDJをやってる時に思ったと思うんですけど、僕もかつてラジオDJの大先輩の何人かに言われたんですけど、何十万人も何万人も聴いてると思って、みなさん!みたいな感じで、聴いて下さい!っていう感じでしゃべるんじゃなくて、前にいるのはたった一人、と思い浮かべてしゃべった方が伝わるんだよ、みたいな話をよく聞いて、
高橋 : それは深い話ですね。
DJ : あ、それに通じるな、と今思ったんです。
高橋 : そうですね。そう思います。
DJ : 他にも「EVERY LOVE SONG」を含めて5曲はいってまして、2曲目の「秘密」も忘れかけていた昔のほろ苦い思い出と言いますか、甘酸っぱい青春時代を思い出すような。
高橋 : もう2曲目の「秘密」は、ほんっとに、どストレートな自分の体験とか思いをワッと出したという感じですね。
DJ : そうですか。中学生時代くらいの恋愛してた時の自分っていうのは、永遠に、恋に対して憧れを抱いてた時の自分って二度と戻ってこないんですけど、どっかでまだ生きてる自分もいますからね。
高橋 : そうですね。やっぱり憧れとか切なさみたいなものは消えないと思いますね。
DJ : ぜひ、これ明日発売と言うことで、皆さんじっくり聴いてほしいですけども。リクエストもたくさん来ておりまして、紹介しましょう(省略)たくさんのリクエストありがとう。ということで最後にこの邦楽ヘビーローテーションの曲紹介をお願いできますか。
高橋 : ではみなさん聴いて下さい。peridotsの「EVERY LOVE SONG」
DJ : この時間はperidotsのタカハシさんをお迎えしました。どうもありがとうございました。


【topaz】