FM OSAKA「LOVE FLAP」

LOVE FLAP Blogの2013/08/05の記事に当日の写真が掲載されています。

DJ RIO : ここでゲストをお迎えします。PERIDOTSのタカハシコウキさんです。よろしくお願いします。
高橋 : よろしくお願いします。こんにちは。
RIO : はじめまして。
高橋 : はじめまして。よろしくお願いします。
RIO : (はじめまして)ですね。暑いですねーっなんていう話をずっとしてたんですが、今日のメッセージテーマが「この夏、これで乗り切る!」ということで、みんなから「旅行に行く」とか「自分でオリジナルかき氷を作る」とかいろいろ来てるんですが、タカハシさん、どうですか?
高橋 : まずバッと思いつくのは、やっぱり、短パン・サンダルっていうのが…(笑)夏ならではですよね。アーティストとして、皆さんの前に出るときは、なかなかそういうカッコっていうのは、むずかしいんですけど、プライベートでは、ここぞとばかりに短パン・サンダルで過ごしてます。
RIO : いいですよね。ビーサンですよね。私もビーサン大好き。できれば、私ビーサンで1年中過ごしたいんですよ、っていうくらい。(高橋・笑)ご出身が山形いうことで。
高橋 : はい。東北の…。
RIO : 冬、メッチャ寒くて、夏、メッチャ暑いんですって?
高橋 : そうです、性格がねじ曲がるんです(笑)。
RIO : っていうくらい? え、結構極端ですか? 冬になる時って、こう…急に寒くなったなって思ったら、雪降ってた、みたいな。
高橋 : そうーかもしれないですね。
RIO : 冬長いですよね。
高橋 : 雪も降りますし。
RIO : 夏ってどんな感じなんですか? べたーって感じ?
高橋 : 夏は、もう…こないだ? 何年か前に、くまが やに、
RIO : あ、クマが出たのかと思った!
高橋 : (笑)熊谷に抜かれるまで、日本の最高気温の記録をもってたのが、山形だったんですよ。
RIO : メッチャ暑いじゃないですか!
高橋 : それくらい、もうホントにいやらしーい暑さがありましたね。
RIO : べたーっと湿度のある?…そうですか。なんか、ないんですか?夏を乗り切るために、お里でみんながやってることって。
高橋 : 山形は冷やしラーメンの発祥…発祥ったって、そんなに広がってる感じはしないんですけど(笑)いわゆる、ラーメンがそのまんま冷えたものがあるんですよ。
RIO : スープ入ってて?
高橋 : そう。冷麺とかとはまたぜんぜん違う感じの、見た目はラーメンなんだけど、氷が浮いてるっていう、そのまま冷たい…ってのがあるんです。
RIO : おー、おいしいんですか?
高橋 : おいしいですよ。思ってるほどではないですよ(笑)。
RIO : なんか水っぽくなりそうじゃないですか?
高橋 : そう、なんかね…でもそこらへんはちゃんと調整してるみたいで。僕も2回くらいしか食べたことないですけど、おいしいですよ。
RIO : そうですか。じゃあ、みなさん、山形に行かれた時は、ぜひ冷やしラーメン食べてみて下さい。そんな感じで「夏を乗り切る」ってことで、半パン・ビーサン以外に、スタミナがなくなってきたなぁっていう時に作るもの、食べる物ってありますか?
高橋 : ゴーヤですかね〜もう、夏になると、ほっといたら週2回くらいのペースでゴーヤ・チャンプルーを自分で作って。
RIO : えー! 沖縄人並みに。
高橋 : 好きなんですよ、苦いものが。
RIO : そうですか。ゴーヤって夏を乗り切るのにいいんですかね?
高橋 : なんか、いい、気がしますよね(笑)。
RIO : いい気がする! ビタミンとかメッチャはいってそうな気がする!
高橋 : (笑)瓜ですし。なんか良さそうな気がします。
RIO : ゴーヤ・チャンプルー自分で作るんですか?(高橋 : 作ります)アレンジしたりしながら?
高橋 : そうですね。普通、塩コショーだっていうんですけど、僕はちょっとだけ砂糖と、あと、しょうゆで味付けるんですけど。
RIO : おいしそう…。じゃ、ちょっとスタミナなくなってきたなぁという皆さんは、マネしてみて下さい。確かに元気出そうな気がしますね。
高橋 : はい。
RIO : そして、このニューアルバムを聴いていただいたら、涼しく乗り切れるかもしれません。あさってニューアルバム「concourse」リリースになります!(パチパチパチ…)
高橋 : ありがとうございます。
RIO : 歌声を最大限に生かした1枚ということで、確かに、歌声がすごく…特徴があるというか、癒される声であり、そしてちょっと爽やかな感じもあったり…。しかも「concourse」という曲は、歌入れが終わった後にもう一回取り直したということでね。
高橋 : どーうしても(←強調)納得いかなくて。
RIO : どーうしても、イヤだったんですか?
高橋 : そうなんですよ。ホントに迷惑かけちゃったんですけど。
RIO : どういうところが?
高橋 : ちょっとした歌い回しとか、ほんとに、ちょっとしたことなんですけど、気になって。あと、ちょっと歌詞も変えたくなって、どんどんどんどん、もっとこうしたら良かった、っていうのが出てきちゃって…「お願いします!」っつって。ちょっと歌い直して。そしたらもう本当に(←強調)「本当に歌い直して良かった!」っていう、見違えるほどの作品になりましたね。
RIO : あ、それは良かったです。「なんかあんまり変わらんかったな」って感じやったら、ちょっとアレですけど。
高橋 : そうですね(笑)アハハッ。
RIO : そういうこともね、無きにしもあらずじゃないですか?
高橋 : 「前の方が良かったな」って言われなくてよかったです。
RIO : 「やっぱり最初の方が…」とかいうのって、結構あるじゃないですか?何かを選ぶ時って。
高橋 : やってみたものの、ね。
RIO : でも納得いくものが出来たと。
高橋 : そうなんですよ。こういうこと初めてやらしてもらったんですけど。ほんとに良かったです。
RIO : 良かったですね、ほんとに。そして「YOU ARE THE SONG」という曲なんですが、これは、ちょっと前の曲なんですね?
高橋 : そうですね。古い曲ですね。
RIO : でも、すごくラブラブ。なんかピュアな感じがする、ラブラブ感のある曲ですね。
高橋 : そうですね。なんか大人のラブソングというよりは、初々しい感じのラブソングになりましたね。
RIO : タカハシさんねぇ…タカハシさんねぇって(笑)タカハシさんねー、もういろんなラブソングがあるから、どんな恋愛してんのかな、って思いましたよ。
高橋 : (笑)妄想もありますしね、やっぱり。例えば「YOU ARE THE SONG」とかは、僕も地方から出てきてるんで、地方から出てきた者同士が東京で育む愛みたいなものを歌ったんですけど。やっぱりいろいろ妄想したり、実体験もあったりで…書きますね。
RIO : 先ほどお届けした「Ho!」っていう曲は、なんか、恋してる、けど、そんな「フワゥ!」っていう盛り上がりじゃないけど、ちょっと胸キュンが、フツフツしてる感じがあったりとか…、
高橋 : そうですね「恋してる自分が大好き!」みたいな感じもありますし。
RIO : そういう感じですか。タカハシさんご自身も?
高橋 : ま、昔はね(笑)そういうこともありました。
RIO : あと「ホーム・ムーヴィー」という曲なんですが、ご友人の結婚のためにつくられた?
高橋 : そうですね、きっかけはそうでした。
RIO : こういうふうであったらいいなと思います。うらやましい。
高橋 : なんか、その時は結婚というと、人生もっと先まで見据えたことをイメージしたので、ちょっと重たいかもしれないけど、そういう言葉が出てきたんでしょうね。
RIO : 本当に生活の一部をパッと切り取ったみたいな感じがして、その一場面を描いてるって、すごくおもしろいですよね。
高橋 : 大きい人生のことと、すーごい小っちゃいことの対比をやりたかったので。
RIO : なるほどね。そして「Rush」という曲は、ちょっと特殊な感じがして、こんな愛の形もあるのかなと思わせられるような。
高橋 : なかなか現実的ではないですけど、昔好きだった映画とかを思い起こして書きました。
RIO : そんないろんな愛の歌、ラブソングがありますし、LOVEという意味では、大きなLOVE、「Something Like Love」という1曲目にはいってる曲なんですが、今の世の中にすごく合ってる気がして。今、結構みんな諦めてしまったりとか、愛なんて、みたいなことを、特に若い方が何かでくじけたり、ぶつかったりした時に「そんなの信じられへんわ」と言ってるところに、聴いてほしい感じがします。
高橋 : そうですね。それでもまだ信じたい!っていう歌ですね。
RIO : ほんとにいろんな曲が詰まっていますので、ぜひみなさんにも聴いていただきたいんですが、この曲がキーになったな、というナンバーはありますか?
高橋 : やっぱり…「ホーム・ムーヴィー」ですかねぇ。
RIO : あー、そうですか。
高橋 : なんとなく、あの曲を書いて吹っ切れたというか、こういうラブソングも多くて、いろんなことを歌っていくアルバムにしようっていう感じが出来ましたね。
RIO : なるほどねー。なんか理想みたいなところもありますか? この曲の中に。
高橋 : そうですね。理想であり、現実でありっていうか…やっぱり、こう…一番最後にそういう瞬間を迎えられたら「俺の人生良かったな」って思えるんじゃないかっていうことですよね。
RIO : ねぇ、そういうふうに思いたい。けど、なかなかねー(笑)。
高橋 : そうですよね(笑)。
RIO : 大人になると、いろいろわかってくるじゃないですか。いろいろ伏線というか、転ばぬ先の杖をつきがちじゃないですか?(高橋 : うんうん)だから、本来は一緒に歩んでいくべきところを「あ、無理やな」って切り離してしまったりとか、しがち(笑)。
高橋 : (笑)多いですよね。でも、それを経て、おじいちゃん・おばあちゃんになった時に、こういう瞬間を迎えられたら最高ですよね。
RIO : 最高やと思います。だからこの曲聴いて、ああいいなぁ、なんかこう…うらやましいばかり言ってたらアレですけど、こういうふうであればなぁなんて感じました。で、宇宙まおさんとコラボレーションしたタワーレコード限定シングル「はじめから」のw/o her version、ソロ・バージョンという意味ですけれど、そちらも収録されています。この曲も…習慣て、すごいなと思います。はじめからひとりやから、根付いてるものって、なかなかとれへんねやなーとか(高橋 : うんうんうん)、ちょっと自分自身のことを見つめ直してしまいました。
高橋 : うんうん、そうですね。これは個人的にも生々しい曲なんですよね。
RIO : 基本的にはご自身が、謎やなと思ったこととか、ご自身が生活してる中でふと感じたことを書かれてると思うんですが、人の話を聞いて、っていうこともあります?
高橋 : ぜんっぜんありますよ。本を読んだり、映画を見たりとかで、インスピレーション受けることもあるんですけど、結構一番大きいのは、友達と話してて「あぁ、こういうふうにこの人考えてるんだ」っていうので、いろいろイメージが湧いたりすることがすごい多いですね。
RIO : だからちょっと、歌詞が、さっきもおっしゃってたように、生々しいというか、すごいリアルやなって感じるんですよね。恋愛相談とか受けるんですか(笑)?
高橋 : うーん…受けなくはないですけどー。
RIO : 解決してくれそう。
高橋 : どうなんですか、それ、解決できるもんなんですかね〜って、いつも思いながら答えてるんですけど。
RIO : あ、やっぱりされます?
高橋 : 人それぞれのことですもんね。
RIO : そうなんですよー。
高橋 : 人のために生きられる人と、自分が中心の人と、それぞれですから。なんとも言えないっていうか。
RIO : 大人。大人な回答。わかります。
高橋 : アッハハハ。
RIO : じゃあ、今後の予定も紹介させていただきます。(QUIET ROOM、インストア、弾き語りツアー、バンドツアーについて、紹介…省略)忙しいですね。
高橋 : そうですね。忙しいですけど、楽しいですよ、やっぱり。
RIO : そうですよね。お好きなこと、ということで(笑)。
高橋 : お好きなこと(笑)、、突き放された(爆笑)。
RIO : いえいえ、そんなことないですよ。楽しんでされてるのが、音を聴いてると伝わって来るんですよ。
高橋 : そうですね。
RIO : なので、きっと忙しい中でもライブしてたら、きっと楽しんでされてるのでは、と感じました。ぜひ、皆さん、明日、あさって、そして8月末からの弾き語りツアー、10月はバンドツアーがありますので、足を運んでみて下さい。では、最後に番組を聴いてるリスナーのみんなにメッセージを頂戴できますか?
高橋 : ライブでも、また来ますし、そこまでこのアルバムを繰り返し聴いて戴けたらなと思っております。
RIO : ありがとうございます。この時間はperidotsのタカハシコウキさんをお迎えしました。じゃあ、お別れにもう1曲お届けしたいんですが、どの曲にしましょうか?
高橋 : じゃあ、タイトル曲の「concourse」を聴いて下さい。
RIO : はい。peridotsのタカハシコウキさん、ありがとうございました。
高橋 : ありがとうございました。


【topaz】