ZIP-FM AFTERNOON MUSE (書き起こし)


DJ(岡本祐佳): この時間は今日はスペシャルにゲストをお迎えいたしました、peridotsです!
高橋 : こんにちは、よろしくお願いします。
DJ : peridots…タカハシコウキさんによるワンマンユニットになるわけですけれども、最大編成が7人までと聞きましたが。
高橋 : そうですね、一番多かったのは僕をいれて7人でしたね。
DJ : 弾き語り、バンド編成、いろいろやってマックス7人…増えることはない?(笑)
高橋 : パーカッションとかね…いれるのもいいかもしれない。そうすると8人になって…ホーンセクションとかね…弦とかね(笑)。
DJ : 聴きたい、聴きたい。
高橋 : ふくらみますね。
DJ : ふくらみますねー。それじゃ限度決めないで、これからも驚かせていただきたいと思います。さて、先月1日にありました、SAKAE SP-RING、OZONのステージに出演していただきましたが、その時はキーボードとご本人の二人編成だったとうかがってますが、名古屋のお客さんはどんな感じでした?
高橋 : すばらしかったですよ。実を言うと、集まるかどうかすごい心配だったんですよ。その会場の大きさとか、リリースもまだでしたし、名古屋にそんなに頻繁に来てたわけでもなかったので、心配だったんですが、たくさん来ていただいて、すごいテンション上がっちゃいましたね。うれしくて。
DJ : それは良かった。そのテンションをしっかり名古屋のみんなは持ち帰ったと思いますけれど、今日はその時間が再び、ということで、生演奏をしていただけるということで、ありがとうございます。ギターを持ってきていただきました。それではさっそくお願いしたいと思います。
高橋 : 23日に出ました「EVERY LOVE SONG」というミニアルバムの1曲目、タイトル曲「EVERY LOVE SONG」という曲を生演奏したいと思います。

  • EVERY LOVE SONG(Studio Live)/ peridots

DJ : ありがとうございました。あぁー聴き入りましたね。すごくこう、涼しくなりましたね。
高橋 : ありがとうございます(笑)。
DJ : 先週水曜日にリリースになった2ndミニアルバム「EVERY LOVE SONG」から、タイトルチューンでした。誰かひとりのために書かれたラブソング、ですね?
高橋 : はい。
DJ : そうですね?「君」に書かれたものですよね?
高橋 : 書きました。
DJ : そういうことですね。これ、全5曲アルバムの中に入ってますが、どれもそういう視点で…?
高橋 : そうですね…いわゆる恋愛の、ラブソングという感じの曲じゃないものもあるので、それはまた違いますけれども、その対象というか、それは不特定多数のぼやっとした誰かというよりは、じっと見据えて作るようにはしてますけどね。
DJ : 今の「EVERY LOVE SONG」はケツメイシなどを手がけるYANAGIMANをアレンジャーに迎えてらっしゃるんですが、彼にはどんなことを求められたんですか?
高橋 : なんか、売れるっぽくして下さい…それは冗談ですけど(笑)。YANAGIMANさん、ご存知の通り、ケツメイシさんとかで有名な方で、HIPHOPとかR&Bで有名なアレンジャーさん、プロデューサーさんなんですけども。日本ではまだそんなに多くないかもしれないですけど、POPSとかフォークソングみたいなものにR&Bのリズムが融合したようなもの、という感じのものが、海の向こうであったりするので、そういうものをちょっと…どうなるかな?と。そういうものを作りたいというよりは、YANAGIMANさんと組むことによって、peridotsなりの、そういうアレンジとしてのアプローチが出来るかな、というのをちょっと期待というよりはワクワクしながら、頼んだ感じですね。
DJ : 彼もいろいろ大変だったでしょうね。そういう気持ちが伝わったら余計、ね。
高橋 : そうですね。YANAGIMANさんも、皆さんどういうイメージを持たれてるかわかんないですけども、すごく苦労人で真面目な方なんですけど、すごくいろいろ教わることが多かったですね。耳の痛い話もいろいろあったりして。
DJ : ああー、そうなんだ。
高橋 : いろいろ教えていただきましたね。心構えとか。「ここの1行は死ぬ気で歌って下さい」とか。そういうのがあったりとかして、すごくこう、背筋がシャンと伸びるような感じがありました。
DJ : 聴いてる方は、死ぬ気というより、柔らかく聴けるのは不思議ですね。
高橋 : そうですね。でも本当に、「死ぬ気」というのは、なんというか、心を、魂を込めて、ここの1行を歌ってみようか、とか、そういうディレクションがあったりしたので、すごく勉強になりました。
DJ : あの〜、高橋さんのお声、かもしれませんね。体当たりな感じじゃなく、毛穴から入ってくる感じっていうのがありますよね。このあと今日最後にお届けしようと思う「リアカー」という曲なんですが、これも彼が曲で参加されてますが、この曲はまた他の曲とは違ったアプローチのような気がしますね。
高橋 : その、いわゆる、よくある話で 、親御さんが子供さんが生まれた瞬間に環境問題とか地球のことが気になり始めるっていう話が時々あると思うんですけど。愛する人がいて、その周りの環境だとか状況とかを、愛する人を守るために、どうにかしてみようという気持ちが生まれると思うんですけど、そういうこともラブソングなんじゃないかという発想から「EVERY LOVE SONG」いうタイトルのアルバムの中で、こういう曲もいれてみたんですけど。
DJ : ああ…男女だけじゃなく、いろんな愛が、世の中にはLOVEがいっぱいありますものね。そのLOVEにはいい環境がほしいな、と思うところもありますものね。曲達は、これはいつ頃生まれた曲なんですか?
高橋 : 曲は…「freesia」っていう3曲目に入ってるものが、大阪のラジオのエンディングテーマで作って、流れていて、多分いま思うと、アレンジのこととかも含めて、今回のアルバムへのスタート地点だったと思うんですけども。すごい大きなラブソング、強いラブソングっていうものを「freesia」という曲を作って、で、すごいパーソナルな小さい「秘密」という2曲目のラブソングがまた偶然というか、ポッと出来て、その流れで「EVERY LOVE SONG」っていう集大成みたいな曲が出来てって、ラブソング3連チャンみたいな感じでボンボンボンっと出来た流れで、じゃあどうしよう?となった時に、「リアカー」みたいなメッセージソング、一見メッセージソングみたいなものが出来た時に、「ラブソングって結局何なんだろう」っていうふうに考えて、こういう大きいくくりのテーマになったという感じです。だから1年以上掛かりの長いスパンで一つ一つ出来ていったっていう感じですね。
DJ : あぁ、そうなんですね。曲が最初で、歌詞を詰めていくという感じで?
高橋 : そうですね。
DJ : この順番に聴いていくと、最後に「おっと! 来たな!」みたいな感じがありますね(笑)ここから始まってる気もしますね。
高橋 : そう思います。
DJ : 今後の予定としては関西のほうになりますが、9/18(木)大阪心斎橋のクアトロでライブがありますが、名古屋の方でもたくさんライブを…このあいだはSAKAE SP-RINGでやってくれたんですけど、また是非とも戻ってきてほしいと思います。
高橋 : はい、戻ってきますので。
DJ : 最後に、時間が来てしまいましたので、メッセージをいただけますか。
高橋 : またライブで名古屋に戻ってきたいと思いますので、その時はよろしくお願いします。「EVERY LOVE SONG」ミニアルバムですけど、濃い内容になってますので、聴いて下さい!
DJ : 濃いですよ。最後に最新ミニアルバム「EVERY LOVE SONG」から最後に入ってる曲「リアカー」をお届けしてお別れとなります。この時間のゲストはperidotsでした。どうもありがとうございました。
高橋 : ありがとうございました。


【topaz】