FM802 MIDNIGHT GARAGE (書き起こし)

peridotsゲスト出演(スタジオ生演奏あり)

 

土井:土井コマキFM802からお送りしております、ミッドナイトガレージです。さあお待たせしました。この時間はperidots高橋さんが遊びにきてくれました
土井:こんばんはー
高橋:こんばんはーよろしくお願いしまーす
土井:お久し振りでございます
高橋:久し振りですねー
土井:あまりに長い間来ていただけなく
高橋:呼ばれてもいないんですけどー(苦笑)
二人:あはははは
高橋:なんか呼ばれてるのにこっちが来てないみたいなねー
土井:いやいや、ミッドナイトガレージでは去年の9月、シングル「九月のソーダ」リリースの時以来なんですけど。高橋さんがいらっしゃらない間、いろんなところにライヴを観にいったファンの人たちからいろんなライヴレポートだとか、最近こうらしいですみたいなことを・・・タレコミがいろいろあり(爆笑)
高橋:風の噂で・・・(笑)
土井:いろいろあり
高橋:生きてました、みたいな
土井:(笑)はい、ええもうミッドナイトガレージの中では高橋さんのことをペリ兄ィと・・・
高橋:(笑)それやだなぁー。それどうなんでしょうねー(笑)オレはいいけど
土井:みんなお兄さんと慕っております
高橋:ああ、ありがとうございます
土井:久し振りということで、最近高橋さんはいかがお過ごしだったんだろうかと、2008年ももう半分過ぎたということで、上半期どんなことがあったのかなという重大ニューストップ3を教えていただきたいと
高橋:さっき、ちゃちゃっと選びました
土井:さっきちゃちゃっと選んでいただきました。では第3位!
高橋:3位「病気!」ということで
土井:ええっ
高橋:あははははは
土井:笑ってるけど
高橋:いきなり(笑)
土井:えええなんですかそれ
高橋:いや別に大した病気じゃないですし、なんか具体的な病名言うとみんな引いちゃうと思うんで(笑)あれなんですけど(笑)
土井:すごい笑ってー(笑)
高橋:いや、たいした病気じゃなくて。でも僕もともとそんな病気しなくて、あの中耳炎的な?病気で、すーごい耳が痛かったんですよ。一週間くらいでしたけど。それでね、僕普段病気あんまりしないし、薬もあんまり飲まないので久し振りに病院行ってちょっとワクワクしちゃったりとかしてー(笑)
土井:なんでワクワク・・・(笑)
高橋:楽しいじゃないですか、時々ああいうとこ行くと。公共の場所にね、行くと。区役所とか行くとなんか楽しいじゃないですか
土井:なんで中耳炎なんかなるんやろ
高橋:なんかね、なんででしょうね。そういう・・・そういうタイミングだったんじゃないですか
土井:(笑)そういうタイミング。なんだそれ(笑)治ったということでよかったです。第2位!
高橋:2位はですね、福岡のCROSS FMってところで、今年の3月までだったかな?やってたんですよ、ラジオを。半年間位やらせてもらってそれが今年の春ぐらいに終わったというのが第2位ですね。それが・・・なんできょとんとしてるの?
土井:(笑)
高橋:なにがこうあれかっていうと、僕ほらMUSIC FREAKSを802さんでずっとやらしてもらってて、で、生だったじゃないですか。生でその一年間やらしてもらって、ラジオはもうある程度、まあ色々異論もあるかもしれませんけども(笑)慣れたん、慣れたぞオレは、とある程度思ってたんですよ。で、そのCROSSさんでラジオ番組をやるということで、CROSS FMさんの場合は収録だったんですよ、でその収録の難しさっていうのにまたその壁にぶち当たって
土井:え、何が違うんですかね?
高橋:あのやっぱりね、生の場合はBBSにリアルタイムでこう書き込みがあったりとか、そのなんかリスナーの皆さんとリアルタイムでダイレクトにこう会話してるみたいな臨場感があって、どっちがやりやすいどうのこうのいうよりはなんかその感じに慣れてたので、収録になるとその臨場感を一人で出すっていうのが、慣れちゃえば、途中で慣れたのでなんとなく大丈夫でしたけど、なんか最初のうちはね、今誰も聞いてないのに・・・
土井:ふっ。
高橋:オレは・・・どういう気持ちでしゃべったらいいんだろう?みたいな、そういうのがなんとなくあって生でずっとやってただけに収録になったらちょっとなんかね、また勉強し直しみたいな感じですごく大変だったので、すごく勉強になったんですよ。これはこれでというか
土井:はい
高橋:なんでそんなきょとんとしてるんですか
土井:(笑)いやいやいや。あははは(笑)
土井:さぁ、病気になった、ラジオが終わった、そして、第1位は?
高橋:1位は、えー、EVERY LOVE SONGのリリースでございます
土井:おめでとうございます!
高橋:ありがとうございます!
土井:いやほんとに久々のリリースですもんねー
高橋:そうですねー。春に出そうかなんていう話で進んでて出すつもりだったんですけども、出せないこともなかったんですけども、いいモノができそうなのでもうちょっとゆっくりプロモーションをしようかっていう話になって7月まで延びたっていう紆余曲折があり今回に至るという感じなので、なんか僕もまあやっとという感じもありますね。
土井:今週ついにリリースになりまして多分もうみなさんお手元にあるのではないかと思い、この中の曲の話もお伺いしたいんですけども、実は今日ギターが
高橋:なぜか
土井:なぜか(笑)
高橋:傍らにありますね
土井:なぜかっていう感じですか?家にいる時とかこう常に膝の上にいたりとかそういう感じではない?
高橋:いや別にそういう感じではないです
土井:あ、ないんだ
二人:ははははははは(爆笑)
土井:すんごい笑ってる
高橋:ふつうです(笑)
土井:あまり家ではポロンみたいなことはないんですか
高橋:最近弾いてますよ。僕、こんなこと言っていいのかな、最近初めてスケール練習っていうのをしてるんです。ギターを弾かれる方はね、わかると思いますけどいわゆるドレミファソラシドみたいなやつを
土井:どういうことですか?
高橋:いわゆる・・・(ドレミファソラシド♪)みたいななんかそういうのを最初にやるらしいんですけど、わかんないですけど、それぞれでしょうけど、なんかねそういうのを全然やってこなかったんですよ、僕。あのー(笑)土井ちゃんはきょとんとするのが上手いねー(笑)
二人:あははははは
高橋:そういう、基本中の基本みたいなものを改めてというか、やったりしてますよっていう・・・これ重大ニュースの4位なんですけど(笑)
土井:あははは。番外編ということで(笑)じゃあせっかくなんで一曲、ちょっと聴かせていただけたらなあと思うんですけれども
高橋:はい、今日はリアカーという、EVERY LOVE SONGミニALの最後に入ってる、5曲目に入ってる曲をですね、みなさんに聴いていただこうと思います。すみません、チューニングしつつ・・・臨場感があるでしょ・・・歌を歌う・・・本当の弾き語りなんだなっていう・・・
土井:なんだろう、この妙なラジオ慣れ、みたいな
高橋:いやいや(照笑)
土井:(笑)
高橋:えーっとでは早速聴いてください、リアカーです。
 

  • リアカー(STUDIO LIVE)/ peridots

 
土井:(拍手)ありがとうございましたー!・・・暑いっ!!
高橋:汗かいちゃった(笑)
二人:あはははは(笑)
土井:いやなんか、高橋さんの声ってすごい澄んでいて涼しいイメージが、歌いあげていても涼しいイメージが今まであったんですけど
高橋:あー、同じこと最近、あの、某誰かに言われました
土井:某誰か(笑)
土井:いや、ちょっとなんか私聞いてるだけですごい汗が・・・汗をかいて
高橋:ありがとうございます、というか(笑)ありがとうございます(笑)
土井:すみません(笑)座ってるだけなのに汗をかいてすみませんみたいな
高橋:いえいえ
土井:はい、えーっと、リアカー、ミニAL、EVERY LOVE SONGの最後に収録されている曲、スタジオライヴで聴かせていただきました。ありがとうございます!
この曲なんというか、最初は恋愛の歌かなと思って聞いていたらだんだんそうではなく・・・恋愛も含めてでいいのかもしれないけどもっと大きな人類愛というか
高橋:そうですね、やっぱり好きな人も含めて、結局、なんていうんですかね・・・大きいものを守った上じゃないと目の前の人も愛せないとか守れないとかっていうこともあると思うので、いわゆる「君とあなた」みたいなその小さい世界だけがラヴソングなのかっていう問いかけも含め、こういう大きいテーマでも歌ってみてこれがじゃあラヴソングじゃないのか?みたいな問いみたいなものも込めましたね
土井:大きい意味でラヴソング
高橋:そうですね、はい。ラヴソングとはなんぞやみたいな
土井:リアカーの中からっぽで
高橋:そう、よかったなぁーっていう
二人:(笑)
土井:よかったなぁー(しみじみ)
高橋:詞をじっくり読んでいただきたいですねー
土井:そうですねー、それはそうなんですけど、最後もうたぶんみんなに言われてると思うんですけど唐突に終わり過ぎませんかね?
高橋:そうですね・・・なんかね、やっぱりばっとこう急に終わって、その終わった、急に終わったときの余韻で、投げかけてるっていうのを僕は表現したつもりなんですよね。なんかこう突き放してるというよりは「さ、どうだ君は」っていう感じを雰囲気で、問いかける・投げかけるという雰囲気を表わしたくてああいう風にして
土井:あの最初聞いた時すごいびっくりしてなんか「ああー」と思ったんですけど、繰り返し聴いていると高橋さんが言いはったことがよくわかるというか、私はたとえば映画とか観てるイメージがあって最後すごい衝撃的なシーンで突然終わる映画みたいな。「ええ?」っていう、そのあとはなんか委ねられてる感じ
高橋:それはそう思っていただけるとありがたいです
土井:急に終わるからこその余韻
高橋:そうですね、余韻をこだわったんだぞっていうのをリスナーの皆さんに秘密で教えました
二人:(笑)
土井:これリピートで聴いているとそしてまた一曲目のとびっきりドラマチックなEVERY LOVE SONGがこう・・・ねー
高橋:流れはすごく、あの、いいと思います
土井:すごい素敵です
高橋:ありがとうございます
土井:えー、今言いましたEVERY LOVE SONGはドラマチックで、でもよく聞いてるとこれ思い出に浸ってるだけの歌だなみたいな感じがしてちょっと寂しくなったりしたんですけど
高橋:そうですね、印象とこう歌詞を読み込んでいった印象、また違ってくると思いますね、EVERY LOVE SONGに関しては
土井:ね。図書館のくだりが私はすごく好きなんです
高橋:あるでしょ、あぁいうこと。
土井:あれはいいなあ(笑)いいなぁっ・・・すごいおばちゃんになってますけど(笑)
高橋:あははは
土井:あとFreesiaのnew mixが入っていたり、ライヴでおなじみだった秘密だとかeyesも入ってるんですけど、で、まあそういうなんていうか今までのperidotsの中で1番爽やかな作品だなぁと、私思ったんですよ
高橋:そうですね
土井:なんかちょっとこう重いテーマかなと思われる曲も、メッセージのある曲も、前よりすごい軽やかな感じがするというか
高橋:そうですね、やっぱり一緒に組んだ、今回のYANAGIMANさんとか、ツタヤさんとかハシモトさんとかそのプロデューサーの方々のお力というか、方々とperidotsの相性っていうのもあったんでしょうし、僕がそれこそほんとにラジオを経てとか、この2年間位でなんとなくこう、外に向けてとかそのリスナーの方にどういう風に伝えるかとかどういう風に聞いてもらえるかっていうものを考えた結果がわざとっていうかその意図的に出そうと思った訳ではないんですけども、自然とそうなったという感じがありますね。一番最初に出した「peridots」っていうあのグリーンの、今回もグリーンですけど(笑)最初の5曲入りのアルバムと比べると、あっちも5曲でこっちも5曲ですけど、なんかこうすごく好対照で、もちろん通じるものもありますけど、こういうふうにperidotsは今変わってここにいるんだなってのが自分でもすごくわかって面白いなと思いましたね
土井:うん、なんかこう、人の気配を感じるというか
高橋:そうですね、そう思います。生々しさとか外に発散するその気持ちとか、そういうものはやっぱり上がったんだと思いますね
土井:ね。人の気配がするっていうのが。ラジオってやっぱりね、このちっちゃいところで自分一人でしゃべってるけど、でもやっぱり人の気配がするんですよね。聴いてくれてる人の気配がすごく感じる。なんかそれはじゃあなんか影響してるのかもしれないですね
高橋:もうほんとにね、ほんとにそう思います、結局、ライヴを何回やってもいわゆるラジオでコミュニケーション取るようなあの感じでコミュニケーションとれることはないので、ファンの皆さんともちろんその違う形でもコミュニケーションはすごいとってるんですけども、でもやっぱりね、あのラジオやったおかげでリスナーの皆さんの声が違った形でよく聴こえてくるっていうのがあったので、すごいね、それは確実に影響してると思いますね、僕の音楽にも、はい
土井:ね、ラジオみたいな音楽になって、でもラジオみたいなライヴになるかもしれないですね、この先
高橋:(笑)僕ね、あるイベントでね、アンケートみたいなのやってて、それを見させてもらったんですよアンケートを。で、この曲がいいあの曲がいいとかって色々書いてあるんですけども、これスタッフには笑われるんですけど・・・MCが面白いっていうね(笑)
二人:(笑)
高橋:あのアンケートの言葉が・・・なんで首かしげる・・・?(笑)
土井:いや面白かったかな?っていう(笑)
高橋:面白いっていう、そのイベントは(笑)たまたまかもしれませんけどMCが面白いっていうアンケートがすごいたくさんあって、オレもMCが面白いなんて言われるようになったんだなっていうふうに一人ちょっと涙してたんですけど
二人:(笑)
土井:それはうれしい・・・?
高橋:うれしいっていうかこんなこと言われることなかったので。何年か前は。まあ毎回面白いわけじゃないですよ、みなさん。
二人:あははははは
土井:なんか今ハードルがぐーっと上がったのを自分でこう下ろした感じですけど
高橋:そうなんですけど、日によってはっていうか、こんな風に感じてくれる人がいるってまで成長したんだなっていうことがね
土井:私が言いたかったのはMCの話ではないんですけど(笑)
高橋:あははははは(爆笑)
高橋:ちなみにです(笑)だからラジオばりにべらべらしゃべるようなね、さだまさしさんですかみたいな、ライヴも・・・ないけど(笑)
土井:それはいいですけど、なんかこう、あっははははは(大受け)
高橋:それくらいの変化もあるかもよ?っていう
土井:あははは
高橋:わかんないもんだぞ人間ってっていう
土井:(笑)まぁそれはそれでね、いいですけど。次のライヴはですね9月に決まりました!9月18日、心斎橋クラブクアトロでなんですけれども、こちらがタワーレコードで購入された方限定の招待イベントということで。今まだ買ってなかったという人もぜひタワレコでって感じですね
高橋:よろしくお願いします
土井:ではですねー最後にFM802今月の邦楽ヘビーローテーションナンバーでございますこの曲をお送りして高橋さんとはお別れしようと思いますんで、じゃあ曲紹介お願いしていいでしょうか
高橋:では聞いてくださいperidotsのEVERY LOVE SONG
土井:ということでこの時間はperidots高橋さんをお迎えしました!どうもありがとうございました!
高橋:ありがとうございました!
 

 
【rb.】