デザイン・フォー・ライフ@長野(REPORT.2)

次にperidotsのライヴがあるのはネオンホールって知って「はて、ネオンホール?長野?」ってアーカイヴなど調べたら、私的に思いっきりストライクな感じで。
「これは行きたい!行くしか!呼ばれてる!」とか思って、周りに言うと「ネオンホールなら行く価値あるよ」っていうリアクションで。
ライヴ通には知らない人がいないようなハコなんだなと*1
そこでperidotsが観れるなんて。
決めた時点からすごく楽しみにしてた。
 
初めてなのに初めてな気がしないのは京都のネガポジや磔磔にちょっと似てる気がするからだろうか。確固たる意思を持つライヴハウスだと思う。薄暗く古い木造、いろんな椅子が並んでる。天井の梁が印象的。入り口のエビも。フロアの真ん中にストーブ。ドリンクはホットドリンクもある(ノンアルコールのお茶とか)
なので、というわけでもないだろうけど普通に会場に子供もいる。
後ろの方に高いところに畳で座るところがあるとこまで前述の二つのライヴハウスを彷彿とさせる。
あと外のフライヤー置き場にはアバンギルド(京都)やKDハポン(名古屋)のスケジュールのフライヤーまで。
私は今いったいどこにいるんだろう?って何度か思った(笑)
あーいいなあ。
高橋さんも開演前からうろうろしてる。なにもかもが自然。
 
front actのno panは、ex.no penメンバーが参加のバンドだそうで、
ギターボーカル、ギター、ドラムの3ピースバンド。
ちなみにドラマーさんは女性で赤ちゃんをおぶったまま演奏!
「毎日」ともう一曲を演奏したのだけど、その曲もno pen時代の曲だそう。知る人ぞ知るといった感じでしょうか。我々は知らなかったけど。
ボーカルさんがMCで「カイパンです」と名乗られましたが、間違いでしょうか?ここは謎のままです。
 
no panバージョンの「毎日」は、アレンジがロック、というか当然ながらバンドアレンジ。
どこかパンクっぽいような気がする。ブルハみたいな初期スピッツみたいな。
高橋さんがボーカルだったらどう歌うんだろう?・・・想像つきません。
なんというかこれだけでもスペシャル感たっぷりだなあ!と思う。
 
peridotsはこの日のトリ。
このライヴがみたくて、聴きたくて長い時間かけてここまできた。
なのに、ガン見しきれずに天井とか見てしまったりする。(笑)
今日は一人peridots


ネオンホールは音を静かに吸い込むような感じ。
ペリが音を発した途端に空気がピンとはりつめる。細いけど強い糸みたい。
「nothing is coming」「follow the stars(in your heart)」と久しぶりに聴く!
最初「follow the stars・・・in your heart」ってためて言うので、フロアから漏れる笑いに 「なんで笑ってるんですか?(笑)」と。
ストロークが好き。胸をすくような、あのギター。
そしてfollow the stars,in your heartって自由に歌う部分。音源もってないのに、かなり憶えてることにも驚く。
そして「海と塵」
もうここらへんで「今日どうなってるの。このまま箱にいれて持って帰りたい、脳内HDに残らずセーブしたい」と思った。
・・・ライヴでみたこと、あったっけ?私、初かも? 身動きできなくなる。
 
「Raining,raining」「eyes」とメッセージ性の強い曲が並ぶ。
贅沢にもここらへんはよく聴いてるとか思ってしまう。
eyesに至っては「てぶらペリ」でないと感じがでないような。なんて。*2
 
「労働」のイントロは久しぶりに間違えた。ここのところ失敗してなかったのに。と。
Aから始まるのにEて(笑)
でもリラックスしてるから間違った?
一瞬、いい感じに空気が緩んだような気がするけど容認はできませんよね(笑)。
 
そして「歌は常に雄弁である」
ああこの曲聴けてうれしい、ここにいれてうれしい、と思った。
熱いものがこみあげるとかそういうのじゃなくて、さらさらーっと流れた。せきとめてた川の水が流れるみたいな感じ。
 
高橋さんの目にはなにがみえてたんだろう、なにを思ってたんだろう。
現在と過去が混じり合うような濃密な時間だったように思う。
実際高橋さんは変わった。どこがって言われると困るけど。
全編、前をしっかり見据えて歌ってた姿はとても力強かった。
 
MCは共演者がとても個性があっていいとか。
コネがないからライヴを東京大阪以外でやったことなくて、とか(神戸、和歌山、福岡は?(笑))
エレクトリックファン主催なんだから山口くんにトリはエレクトリックファンがいいよ!って何度もいったんだけど、とか。だったかな。
「手厚く葬って・・・葬って?・・・もてなしていただいて・・・」っていうMCが笑いをとってたっけ。
 
終わって、はけようかとするところにアンコールを求める拍手。
拍手のリズムにあわせて、ロボットダンス?コマ送りみたいにカクカクしておどけてみたりして。で。
「イベントでトリってとったことなくてアンコールしていいんですか?」ってスタッフにお伺いをたてる。嬉しそう。もちろんでしょう?(笑)
 
でも「その日にライヴでやる曲しか練習しないから」ってそれは予防線ですか?(笑)
「次にやる曲は次のツアータイトル"MAD WORLD"のもとになった曲です。東京、大阪のワンマンは不安なのでぜひ遊びにきてください。そしたらこの不安ががらっとひっくり返るので」と大きくジェスチャーつきで。
そしてはじまったのは「リアカー」
公言通り歌詞間違ったり途中にやっと「で、あってるでしょ?」なんて歌ってるときに言っちゃダメだと思いますー(苦笑)


今のperidotsは原点回帰というかニュートラルな感じがする。
いいも悪いもそれぞれが持っているであろう気持ちの答えはライヴの中にあるのではないかと、ライヴを観たら解消できることは多いのではないかと。
peridotsを知らない人、出会ってない人もまだたくさんいると思う。
理解と共感を得られる人はもっといるはず。
ここは途中というかスタート、リスタートなんだと
それを強く確信した長野ライヴだったのでした。
 
対バンのLoser、和豆、エレクトリックファン(←MySpaceにリンクしてます、注意)
そしてネオンホールperidotsを長野に呼んでくださったオーガナイザー山口さん、きっかけを作ってくださった方に、ありがとうございました。
 
【rb.】

*1:特にマーガレットズロースファンには有名です。ワンマンライブの模様をCDとDVDの2枚組みにパッケージしたものがあってタイトルもずばり「ネオンホール

*2:てぶらトモフ(TOMOVSKY)をまねてみました。