FM802 SPECIAL LIVE 2 warm U @ 大阪(REPORT)

Billboad Live OSAKAです。おそらく初めて足を踏み入れた人が多かったのではないかと。
ステージの前はサービスエリア(テーブルシート(所謂アリーナ?(笑)))その真ん中後方が一番よい席みたいでメンバーズシート。後方がBOXシート。階段を上って周りは(スタンド席というか?)ステージ前のサービスエリアを囲むようにすり鉢状になったカウンタースツール席が。ここもサービスエリアらしい。その後方がカジュアルエリア。*1
クラシックのホールでこういう所あるけどそこはビルボード、少しだけオトナの社交場っぽい。とはいえ、出演は私たちが好きなアーティストなので。ライヴがはじまればそんなことはどこかに行ってしまうのだ。音響は最高だし。
登場は上手の二段目くらいのギリギリサービスエリアより、花道みたいに降りていくのが見えた。
 
peridotsは二番手
浦さんとのuradots(高橋さん曰く)。
頑張って太ったとブログに書いていたんだけどその甲斐があってか(放っておくとどんどんやせてしまうんだそう)なんだかつるんとしているように見える高橋さん。白いシャツ。さっぱりした顔。
 
MCは「ディナーショウへようこそ」
「今日はあまりMCしてる時間はないんです」
岡野くんは「タメ口でしゃべれる数少ないミュージシャン友達」だそう。
大阪次のライヴ決まってるようですがまだ言えないそうです。言えるようになったらなんらかの形で伝えますとのこと。
「これから大阪でライヴができるかはFM802さんにかかっているので、はたらきかけたりした方がいいですよ・・・」とのこと。(笑)
 
流石ビルボード(ピアノはうん千万のスタインウェイだそう。重厚感が違うー)音響がいいので声が響き渡ってました。
高橋さんもすごく気持ちよさそうでした。頭蓋骨まで響き捲ってそう。
オフマイクの時(“shoulder”のラストだったかな?)でさえ声がよく聴こえてた(決して近くはなかったです私の席)のでどれだけ声出てるんだろう、と思ったり。
 
初っ端「“shoulder”」でドキドキしてしまう。無意識の部分で。久しぶりだし。初めてワンマンライヴを観た時みたいに。そして最後までそのドキドキが途切れることがなく。
新曲の「My mind wanders」。新曲っていつできた曲なんだろう?peridotsはいつもその時の心に沿うような選曲をするイメージがあるので(要はやりたいようにというか(笑))今、そういう心境なのかな?と思って耳をそばだてる。
「急に石が飛んできて〜ラプソディ・フォールズ〜罪」この曲にピアノが入るのか!という驚き。この曲はけして張る声で歌う歌ではないんだけど音がくっきり輪郭をもって聴こえてくる。
eyesもかなりビブラート効いてました。ソウルシンガーみたい。ビルボードだけに。
浦さんのピアノで高橋さんハンドマイク。このコンビネーションはもう最強。
歌いながら自由にステージを動き回る。高橋さんは曲を作る時もどっしり構えて作るんじゃなく、動きながら音を探すんだろうな、と思う。
リアカーも鍵盤が映える。グリッサンドとか、ラストの唐突な終わり方。一瞬しんとなっておこる拍手とか。演出的にもいいなー。
 
浦さんのピアノがほんとに感情的なので、高橋さんもうわーっとなるのかな。相乗効果っぽいなと。後日、浦さんが「解き放たれた獣のように弾いてた。」とブログに書かれてましたが、高橋さんあなたも存分に歌ってましたよ、と指摘したい。(笑)
 
en session:風味堂peridots+岡野宏典
サンタが町にやってくる(ペリ:タンバリン/岡野くん:鈴)
 
アンコールはオールキャスト勢揃いで和やかな雰囲気のなか。 
最後、予定と違うことをしてしまったのか?「ヤッチャッタ」な顔をする高橋さん(笑) ダメージ大きかったみたい。岡野くんに寄っかかったりして?
MCで渡さんがXマスについてシモネタ系のことを言って「peridotsさんに引かれてます!」と言ったのを「いや実は大好きで・・・」って小声で言っても拾ってもらえなかった高橋さんがおかしかった(笑)
 
労働とfreesiaがセットリストになかった。珍しい。やらない時はないくらいの曲なのに。鍵盤が生きる曲を選んだのか、そしてライヴが一回一回のプレゼンテーションの場だと思えば、確かにいろんな曲が聴きたい。響かせたい。もっともっと。
音響がいいことも相まって、空間が音というか声、歌にまみれる感じでした。


【rb.】