想う壺音泉!〜OTODAMA’09 掛け湯編〜@大阪(REPORT2)

森ノ宮に着いた途端に雨が顔に当たる。
今日曇りなんじゃなかったっけ。高橋さーん(意味不明)。
あとから考えたらしんちゃん・・・って・・・(Theピーズ)。いや、考えるまい。
イスの前、ステージ下、柵はなし。好きな時に前にでてもよい想う壺スタイル*1。好きなら前でみてもいいじゃないというこのスタイルはいいと思うなー。観る方の楽しみ方も自在。
 
peridotsは15:00から。MC担当土井ちゃんのブログによるとさわやか担当だったそう。
そんなわけでお目当てのアーティストの時はみんな前に出るので、やっぱここは、と思い前へ出た。暴れるとかじゃないけど後ろでみるのもいいけど、でもやっぱり閑散としてるより、ね。そんなわけでギリギリに。前々からガッツリ待ってました!って感じでもないかと思って。
そしたらなんとなく戸惑いながらみんなでてきてたのが笑えた。このユルさ(笑)
 
今日は先日のワンマンでのサポートキーボードの村田さんとともに。
シャツにタイはそろえたみたい。今日はきれいめなんだ。頬にバンドエイド。まだ治ってないのでしょうか、女の人にひっかかれたっていうそれ(笑)←三日ほど前のライヴでそう言ってたそうな。
村田さんが紹介された時とか気を遣ってんのに(「キーボード、村田昭!」とか言われて挨拶したあと、高橋さんを指してるのに無視ーってか気づいてないしー笑)高橋さんはマイペース、とか結構笑えた。
 
MCでは晴れ男を返上した高橋さん。これからは謙虚に慎ましく行きますとのこと(笑)
そういえば私がperidotsをはじめてみたのはここ大阪城野外音楽堂、雨、でした。原点回帰。笑。
あとは「清水音泉に戻ってきました」とか。「清水音泉のサイトはどうしても好きになれない」とか「うっとうしい」とかなんとか毒を吐く。「仕掛けが多くて」とか。(あの「コーン」ってやつ?)「でもうっとうしいけど・・・好きです。」なんて、また、ツンデレというかなんというか。ファンをハラハラさせないでほしいですねえ・・・(苦笑)
 
“shoulder” の高音が気持ちよかった。のびるのびる。野外にとけるよう。
アイ・ウォント・トゥ・ビー・トビーは晴れること前提の選曲だったらしい。あの縦横無尽なメロディライン、大好きな曲。最近のライヴでよくやってる。

ピアニストになって聴衆を飲み込んでみたい
遠くからジャンプシュートも決めてみたい

 とか

テロリストになってヒヤシンスを世界中に植えたい
遠くから腕を組んで眺めていたい

すごく好きな歌詞。
メトロでは客席からシャボン玉が飛ぶ(ナイス演出!)。
いつもよりこころもち少しスローなメトロだったような。
環境が変われば違って聴こえるもんだなあ、と思った。
eyesではいつもの厳しい表情と少し違って、でもぴりっと張りつめた空気はそのままで。あの声の説得力はすごいと思う。野外の会場いっぱいperidotsの歌が染み渡るみたい。(ていうか元々声大きめだったなーというのを改めて思い出した。最近ボリュームコントロールうまくなってたのか、忘れてたけど。)
リアカーはうーん、やっぱり浦さんのが印象強すぎて・・・グリッサンドの効いたドラマチックなそれを思い出してしまう。決して悪かったわけではないんだけど。まだお互い探り合い?初々しいのかも(つきあってるみたいな言い方・・・(笑))きっとこれから場数踏むともっとよくなるんだろうなーと思う。
浦さんのそれとも違う、また村田さんっていうカラーに。引き出し多そうだもん。
 
私、カッパのフードとか帽子とかかぶってたけど、どうしてもクリアに聴こえなくてこもってしまうので途中ではずしてしまった。濡れてもいいや。それより全部の音を逃したくなかった。ライヴ中は雨のこと忘れてたし。
なんか上も下もお互い丸見えで、ちょっと笑えるくらいな感じだったかな。そういうのもたまにはいいかな、と思った。息詰るくらいのシリアスさが少し抜けて。
帰りの方向間違って村田さんにあっちだよ、って指摘されて、コミカルに方向転換。あれって天然・・・?笑
 
音泉番台さんのブログで浮いてたかな発言があったけど、どうだったんだろう。私はどのバンドも魅力的だったのでperidotsのこともそう思ってもらえる人がいたんじゃないかなあと思います。そしてperidotsはロックだと私も思っています。ロックっていうかオルタナっていうか。カジくんをパンクスだと思うように。それは姿勢というか。・・・ってこれ脱線してしまうのでまたの機会に。
 
ワンマンにはじまり、少し驚くくらいライヴが多かった3月から5月(の頭)。peridotsの次の予定は今のところなし。
少し寂しいけど、次の動きを楽しみに待とうと思います。
あ、友人が野外でオールライトを聴きたかったと言ってました。peridotsの妄想セットリスト考えてみよう。待ってる間に。


【rb.】

*1:以前の想う壺もそういうレイアウトだったはず