McDonald's TOKYO REAL-EYES presents LIVE SUPERNOVA Vol.28@東京 REPORT

peridotsはトリ。 まずはDJさんが紹介のMC。その最中にいきなりマイクトラブル発生。すぐにスタッフさんが調整してOKサイン。そしてperidots登場。でも高橋さんが挨拶するも、マイクのスイッチ入ってないし。何だか嫌な予感...。
今日はSunnyさんと2人ベリ。いつものスーツにマフラーまくだけで冬仕様になるんですね(笑)。
「大人の絵本をめくるような曲です」との紹介から「夜のページ」。東京では久々に聴けた! 思わず息をのむ。あまりに名曲。が、ボーカルマイクに嫌な雑音(ブツッ!)が時折まじる。このまま収まってくれ...と願うも、よりによって一番大事なサビのところで大きな雑音が! でも高橋さんは全然揺るがない。Sunnyさんも。それに救われた。そんなトラブルを差し引いても「夜のページ」はじーんとした。先日のGSGP SPECIALはアコギ2本での演奏だったけど、やっぱりこの曲はSunnyさんの優しい鍵盤が一番似合う。
終わってすぐマイク交換したので一安心。
不安げに見守る客席。そこに突然「子供の頃、車で走りながら窓を眺めると、夜空が一緒に動いているようにみえたり、月がついてきてるようにみえたりするじゃないですか」と話し始める高橋さん。「そういう小さな幸せみたいなものに、気づける気持ちをもちたいと思って作った曲です」と次の「Follow the stars (in your heart)」に続く。そんなMCがあったからか、今日はこの曲の歌詞がとても胸に響いた。この曲やってる時は高橋さんいつも嬉しそうな表情してる。
曲が終わって、ギターをスタッフに渡し、マイクスタンドからマイクをはずす。この時点で次があの曲だとわかる。「eyes」。歌う前に「フッ」という感じで顔をあげる。自分の世界に入り込んでる。迫ってくるように力強い声。空気がビリビリする感じ、あれは何だろう? あまりの迫力に曲が終わって拍手がやんだあと水を打ったように静まり返る会場。そこにむかって「皆さん静かですね」て。「あ、僕が静かにさせたんですよね」ってわかってるんじゃん! (笑)
「ネストは(一時期?)一番やっていた場所です」といっていた。 そんな時代もあったんだなあ。
「労働」のイントロは一音目から間違える。「労働」はギター+鍵盤ってよりも、弾き語りかがっつりバンドがいいなあ。合わせにくそう?
「秘密」のMCで「僕の生まれた山形ではもう雪が降ってるらしいです」。
MCで突然「今日はタダなんですよね? 皆さんさっき何かもらってみたみたいですけど。いいですよね。...タダより高いものはないともいいますけどね...気にしなくていいんですよ? もらえるものは貰っておいたほうがね(含み笑い)」ってそういわれると裏があるのか?と思うではないですかい。「これで交通費支給とかあったらすごいですよね」ってそしたらファンが全国から集まりますけど...いいですか?(笑)
「『Freesia』は『昔は気付かなかったけど、今ならわかる』という曲。『AMAZING GRACE』のような。誰が作ったかわからないくらい古い曲なんですよね。これも同じようなことを歌ってるんだと思います」。そういえば、今日はSunnyさんと一緒だったので「子守唄」ver.だったかな。鍵盤の音がポロンポロンとしてて。このver.を放っておくのは惜しいなあ。アルバムにこのver.で収録してくれたらいいのにね。もう「Freesia」自体は入手難しそうだから。
アンコールの拍手おきてたけど叶わず残念でした。
このイベント、「男性シンガーソングライター特集」といった感じの組み合わせだったんだろうけど、ペリって「シンガーソングライター」という言葉が連想するものとはズレれている気がするし。無理矢理分類したらそうなるのかもしれないけど、唄い方もソウルやゴスペルっぽいし。曲の感じもね。規格外というか、収まりきらない才能といっておきますか。だからこそ「peridots」じゃないと埋められないことがあるんだな。
【yrrtnhr】