ZIP-FM「SMILE DELI」(書き起こし)

  • 番組 : ZIP-FM「SMILE DELI」
  • 日時 : 2010年11月19日(金)09:00-11:00(peridotsの出演は10:35頃)

     http://www.zip-fm.co.jp/blog/smile_deli/


空木マイカ : 今日はステキなゲストをお迎えしました。peridotsの高橋孝樹さんです。おはようございます。
高橋 : おはようございます、よろしくお願いします。
空木 : さっそくですが、心理テストをご用意してまして、おつきあいいただいてよろしいでしょうか。
高橋 : はい。
・・・・・
サイコロジー・デリ〉のコーナー
空木 : あなたは一人で森の中を歩いていたとき、ある動物が罠に捕まっているのを見つけました。さて、どんな動物が捕まっていたと思いますか?
1番「豚」2番「馬」3番「ライオン」
さて、いかがでしょうか?
高橋 : 1番の「豚」しかイメージが浮かばないです。
空木 : 1番?わかりました。ちなみに私は3番の「ライオン」を選んでたんですが、実はこのテストでわかるのは、お酒の席で酔っぱらったとき、あなたはどうなるのか?これがわかるテストでした。
高橋 : ほお。
空木 : では、まず誰もいなかった2番からいきますね。2番の「馬」を選ばれた方、あなたは酔っぱらうと下ネタが大好きになりそう。おもしろい話で場を盛り上げてくれそうですが、あまり過激すぎると引いてしまう人もいるので要注意です。
では続けて3番の「ライオン」これを選ばれた方、あなたは酔っぱらうとだんだん自分の世界に入っていきそうです。普段こころに貯めている想いや愚痴をこぼしたり、重〜い空気が漂いそうですが、一緒に飲む相手も同じタイプであれば、心の絆も深まりそうです。
高橋 : どうですか?当たってます?
空木 : 当たってます。(高橋 : 笑)どんどん深みにはまっちゃって、“人生とは”みたいな(高橋 : へえ〜)“人とは”とか…哲学に行きますね。
ではラスト、1番の「豚」これを選んだあなたは、酔っぱらうと、ぱあっとにぎやかな人になりそうです。日頃おとなしい人ほどその反動で羽目を外したりしそう。完全に理性を無くすことはなさそうですが、お酒の失敗談は多そうです。…多いですか?
高橋 : えーっねぇ、最近は大人なのでないですけど、昔はいろいろありましたね、やっぱり。
空木 : どんなことありました?言える範囲で(笑)。
高橋 : あの〜走ってるクルマのドアを叩いちゃったり(笑)。
空木 : 最低(笑)…もうね、大人ですからね…。ということで〈サイコロジー・デリ〉でした。
・・・・・
空木 : あらためまして、今日のゲストはperidotsの高橋さんです。よろしくお願いします。peridotsは高橋孝樹さんによるソロプロジェクトですけれども、ブログ見ますと、過去のことはポンポン忘れていっちゃう、ので、インタビューとか困るんだよね、というようなお話も…(笑)。
高橋 : そうですね。
空木 : これは、何ですか?性格上、的な?それとも、出し切っちゃって?
高橋 : あの〜何でしょうね。脳のつくりもあると思うんですけど、単純に、覚えられない、例えば学生時代とかテストが終わった瞬間にパッと忘れちゃうっていう…テストの結果は悪くはないんだけど、それが終わると忘れちゃうというタイプですし、ホントに忘れっぽいし、性格的にもあんまりこだわらないですね。思い出話とかも、途中でどうでもよくなってきちゃって(笑)「先の話しようよ」みたいな感じになってきたりとか…。
空木 : 同窓会、大変じゃないですかー?
高橋 : 同窓会にもだから行かないですよね。
空木 : もうだって名前とか思い出せないどころか…みたいな?
高橋 : 人見知りが若干あるんですけども、久しぶりに会う人も人見知りみたいになっちゃうんですよ(笑)忘れ過ぎちゃって、緊張しちゃったりして。
空木 : (笑)友達切なすぎますね。
高橋 : なんかちょっとそういうところがありますね。
空木 : 次回来られる際には是非覚えておいて下さい(笑)。peridotsは今週の水曜日にオリジナル・フルアルバム「MY MIND WANDERS」をリリースされましたけども、peridots活動8年にして初めてのフルアルバムということで、どうですか、今のお気持ちは?
高橋 : そうですね…フルアルバムをまだ作ってないっていうのが、ずっと自分の中でひっかかっていて…それがもう本当に完成したので、もう後はどうなってもいいやっていう*****(聴き取れず)これを作り上げたんだっていう自信が自分の中であるので、またちょっと違った気持ちで活動していけるな、っていうのはありますね、これから。
空木 : 貯めてきた曲をぎゅっと凝縮したわけですよね。
高橋 : これがperidotsなんだっていうふうにちゃんと胸張って言えるものが初めて出来たんで、そういう意味でもよかったです。
空木 : もう曲はたくさんあったと思うんですが、その中で選んでいく作業、どういう基準でというか、どんなふうにして選んでいかれたんですか?
高橋 : もうずいぶん考える時間が長かったので、僕の場合、1stアルバムと2ndアルバムというのを同時に考えていく感じで、それぞれのアルバムをどういうふうにしていくかというのを考えて振り分けていったっていう感じでしたね。
空木 : あぁ、そうなんですね。歌を聴いていると、8年間、やっぱりちょっと歌に対して迷う時もあったのかなと…。
高橋 : そうですね。本当にどうしようかなって…このまま音楽っていうものが、自分の中から消えたら、ある意味すごく楽になるんだろうなと思った時もありましたけど、やっぱりリリースしてない曲がたくさんあったので、その曲がかわいそうだな、というのもありましたし。あと、まわりが見捨てなかった、それがすごく大きくて、続けていこうと思いました。
空木 : 2曲目「オールライト」もそれがよく表れていたのかなと思うところですね。“僕は何がしたかったんだろう”っていう…。
高橋 : この曲を恥ずかしくなく歌えるようにならなきゃいけないっていうのはあって、曲が嘘に響いてはいけないっていうのを考えると、これは大きい***。(聴き取れず)
空木 : そしてこのタイトルが「MY MIND WANDERS」という、これはどういうふうに作り上げたんですか?
高橋 : これは映画を見てる時に、僕、別にすごくヒアリングが出来るわけじゃないんですけど、ポン!と耳に入ってきて…調べたり、帰国子女の友達に聞いたりとかして…字面がすごくいいので気に入って、このタイトルの曲を作りたいと思って。で、僕がレコード会社を辞めたときに初めて作った曲にはめてみたら、カチッとはまって、出来た瞬間にこれを1stフルアルバムのタイトルにして、1曲目に持ってこよう!と決めたんです。
空木 : 1曲目が「My Mind Wanders」なんですが“僕にしかたどれない道があると思うんだ”“迷いながらも”という、決意というのもありそうですよね。
そして、私が大好きなのが10曲目の「Life」なんですけど、これ、いいですね!!(興奮気味)
高橋 : おお。すばらしい。(笑)
空木 : 微妙な匙加減と言いますか、背中を押すわけじゃないんですが、ネガティブでもなくって、でも情景描写にとどまってるわけでもなくって…。
高橋 : そうですね、これは一番新しい曲なんで、新しい曲がいい状態で出来ると、すごく自分でホッとするんで。よかったなと思いますね。
空木 : これはどんなふうにして生まれてきた曲なんですか?
高橋 : これは、うちの母親が、なんか自分の人生に対してネガティブなことを言ってたときに、すごくネガティブになってる人や絶望してる人に対して、どういう言葉をかければいいんだろう、ってとこが発端ですね。 この曲がそれに対する答えというわけではないのかもしれないですけど。そこがきっかけになって、どういう言葉をかけようかな、というのでいろいろ考えて、歌詞が出来たっていうことですね。
空木 : これ、ホント素敵なんですよ。“機嫌の悪い朝と/運の悪い夜まで/きちんと完走したんだ”っていう…。ほんとにじっくり歌詞を聴いてもらいたいなぁっていう曲がギュッと詰まってます。今週の水曜日に「MY MIND WANDERS」リリースされてます、ぜひチェックして下さい。そしてperidotsの今後の予定なんですが、ワンマンツアーが決定しています。名古屋は12月7日(火)夜7時30分から、大須のell.SIZEとなります。
最後に、ラジオの前のリスナーのことを〈ジッピー〉と呼んでいます、〈ジッピー〉に向けてメッセージをいただけますか。
高橋 : ジッピーの皆さん、久しぶりの名古屋でのワンマンライブが決定しました。12月7日にまた戻ってきますので、是非いらして下さい。
空木 : ありがとうございました。今週の水曜日にリリースになりましたフルアルバムの中から、先ほど話にも出ました「オールライト」を聴きながらのお別れとなります。今日のゲストはperidotsでした。
高橋 : ありがとうございました。


【topaz】