FM802 SUPER J-HITS RADIO(書き起こし)

  • 番組 : FM802 SUPER J-HITS RADIO
  • 日時 : 8/17(日)19:00-22:00

*SUPER J-HITS SELECTION
毎年たくさんの曲が生まれ、その中から時代を超えて愛され続けるSUPER J-HITSが誕生しています。そんなSUPER J-HITSを生み出しているアーティスト自身の心に色褪せることなく響き続けているSUPER J-HITSとは?

peridots 高橋さんのコメント
僕にとってのSUPER J-HITSといえば、松任谷由実さんの「ノーサイド*1という曲です。松任谷由実さんとの最初の出会いは、多分自分で買ったと思うんですが、「REINCARNATION」(1983年)というアルバムのカセットテープ(笑)なぜか持ってて、買った記憶はないんだけど、いつのまにか持ってて、聴いてたりしたんです。
で、そのアルバムは多分、今振り返ればすごくマニアックな、と言ったら変だけど、入門編というタイプのアルバムではなかったはずなんですが、なぜそれを選んだかも不明のまま、それがはじめの出会いで。松任谷由実さんくらいになると、別に買ってがっつり聴かなくても、常に、いつも流れてるというタイプの大スターという感じなんですが。
ノーサイド」という今回選んだ曲を聴いて、何がビックリしたかっていうと、これってラグビーをテーマにした歌詞なんですね。好きな人が、ラグビーの選手で、っていう設定なんでしょうけど、こんな設定で、ラグビーをステキな詩にしてしまうというこの感覚が、こんなことも出来るんだということが、すごく驚きました。
松任谷由実さんはその後も、いろんなことをモチーフにして、スキーとか、卒業とか…どんなことをモチーフにしてもすばらしい曲が書けてしまうっていうところが、本当にその後もずっと、すごいなと思い続けてました。
あと、松田聖子さん、子供の頃好きだったんですけど、その聖子さんの、好きだった曲が実は呉田軽穂というペンネームで、松任谷由実さんが書いたもの*2だったということを後で知ったときの驚きもすごいものでした。
そんなこんなでこの曲を選びました。


【topaz】

*1:アルバム「NO SIDE」(1984年)収録

*2:赤いスイートピー」「渚のバルコニー」他多数