SAKAE SP-RING 2008 @ 名古屋 REPORT.2

 
peridotsの出演するOZONはクラブで。
peridotsと合うのかなってずっと思ってたんだけど。他の出演者とはジャンルが違うみたいだし。でもまあperidotsだものという気もしつつ。
壁は真っ赤でドリンクカウンター前のチルアウトコーナーではライヴペインティングが行われてた。
フロアはまあ、普通のライヴハウス仕様かな。
始まる前からどきどきする。
peridotsを知ってからこんなにライヴみない間が空いたことがなかったから?
 
こういうショーケースライヴはノーリハと聞く。制限時間も制約も多いので出演者はやりにくいらしいとも。
たっぷり時間をかけて準備もできないので高橋さん自らでてきてリハというかサウンドチェック。
「うぇーい。peridotsです。リハーサルです」って(笑) 相変わらず、マイペースですね、高橋さん。
前髪伸ばしてなんていうか・・・ますます・・・(苦笑)いやよくお似合いだと思いますけど。
 
今日はキーボードとの二人セット。サニーさんかと思いきや浦清英さんであった。
情感たっぷり。力強い演奏。
高橋さんは浦さん大好きだそうです。そうよね。
 
今日のステージドリンクはペットボトル。あの例のタンブラーではない(笑)服は先日のラジオ出演の時と同じだなー(ボトムはペインタージーンズだったっけ)なんてどうでもいいことばっかり気になる。
 
「今恋をしています」とか「peridotsのお客さんは静かですねー・・・好きですよ」とか。相変わらずスウィートな言葉を繰り出す高橋さん(もう動じない)
Every Love Song、秘密とスウィートなナンバーがとてもやさしい笑顔で歌われるけど私はやっぱりeyesでふ、と視線を落とし、顔を上げた時のあの別人のような目が一番思い出される。
他を寄せ付けない、あの目。
ここにいるのにここにいないような。
こういう時nowhereって単語を思い出す。no whereだったりnow hereだったり。反対の意味を持つのに似ている。表裏一体。
私はというと全部飲み込んでしまいたいと思ってた。
空気の色を一変するほどの力をもった歌、見える景色まるごと。
それは平衡感覚さえ危うくなるほどのもの。
 
リアカーという曲をはじめて聴いた。
うまくいえないけど、暗くなくさりとて明るくなく、強くて、悲観的でなくて、問うていて・・・閉塞していない。 新境地かなと思った。歌詞をじっくり読みたい。
もしかしてこれはLIVE URUUBI以降に創られた曲なのかな?とか。気になる。
・・・感想ってなかなかこうだってうまく言葉にできない。
バンドアレンジだったらどうだろう?早く聴きたい。
 
そういえば「ワイヤレス!」とマイクがワイヤレスであることが珍しいらしく、くるりとターンして「回れます」とかもおどけて言ってた(笑)
 
「Every Love songは一見ラヴソングっぽくないのも入っているけど僕的にはすべての曲がEvery song is Love songだと思っているので、入っているすべての曲がラヴソングです。愛がどこにあるか、探してください」みたいなことを。
しかと、受け止めました。
 
peridotsは変わり続けているのかもしれない。
いろんなことを消化して、昇華して、どこへ向かおうとしてるんだろう。
 
【rb.】