スペースシャワー列伝BIG〜音袋の宴〜 Report

スペースシャワー列伝BIG〜音袋(ねぶくろ)の宴〜@SHIBUYA-AX(東京)

今日の編成は二人だろうとの予想を軽く裏切って一人の弾き語りperidots
イスは、座るためのものではなく、得体のしれない飲み物(高橋さん曰く)をおく台。
 
「音楽が気持ちを代弁してくれたり、共鳴する瞬間があれば幸せですね。今日やる曲の中で1曲でもそういう曲があれば嬉しいです。久しぶりにやります」というようなMCからはじまる『歌は常に雄弁である』。

『トーキョー・トゥ・トーキョー 』
「みんな地方出身でしょ?今年は故郷に帰るんですか? 東京、好きですよ。地方は地方の閉塞感があるし・・・東京だと「どこ出身?」ってそこから話がはじまるし」。
 
『秘密』は季節が追いついてきた感がある。
「昔はもっと雪が降ってた気がして膝くらいまで埋もれてたと思ったけど、それって自分の背が低かっただけなんだなって気づいてふふってなったんですけど」
 
「次の曲はニートの応援歌だなんて言われてるみたいですけど、違います。ラヴソングです」と力説。
『労働』がニートの応援歌だなんて初めて聴いた(笑)
イントロは恒例のように間違えてもう一回のジェスチャーのあとやりなおし。
「この胸のどこかー」で胸をこつんと叩いて頷いた。
 
「いろんな人のアドバイスも、貴方が先駆者になって無効になることもある」
一度仕切り直すように飲み物を一口のんで、
「この曲はエネルギーが要るんですよ」と。
『オールライト』
ああ、そうだな。強い意思を感じる曲だ。
 
『Freesia』は歌い方が少し変わった。一旦ブレイクするというか。
「実は最初はそんなに好きじゃなかった。かったるい曲作ったなと思ってた。でも今は好きです」
その時の顔が忘れられない。
にしても爆弾発言(笑)いやなんとなくわかるよな気はするけど。
  
どんなこと考えて歌っているのかなあ。いつもより少しだけ張りつめたような空気を感じたのは私だけだったのだろうか?
 
【rb.】