FM802 Music Freaks#11

SONG LIST

M1 22:02 桜の季節/フジファブリック
M2 22:11 YOU'VE GOT A FRIEND/CAROLE KING
M3 22:22 SPARKLE/ARETHA FRANKLIN
M4 22:27 PLAY THAT BEAT/MISSY ELLIOTT
M5 22:31 SPANISH JOINT/D'ANGELO
M6 22:35 TALK ABOUT OUR LOVE/BRANDY
M7 22:42 FAMILY BUSINESS/KANYE WEST
M8 22:53 労働/PERIDOTS
M9 22:59 霙-MIZORE-/サガユウキ
M10 23:04 WINDING ROAD/絢香×コブクロ
M11 23:13 PON DE REPLAY/RIHANNA
M12 23:19 友達の唄/ゆず
M13 23:25 TOKYO/YUI
M14 23:31 笑顔/中村一義
M15 23:37 DELIVER ME/ROBERT RANDOLPH & THE FAMILY BAND
M16 23:45 NO EMOTION/IDLEWILD
M17 23:50 Freesia/PERIDOTS

加藤美樹さんからの質問】「最高のコンビ、組み合わせは何ですか?」
僕にとっては、今はチュートリアルですね。そういう質問じゃなくて、もっとアーティスティックな質問だったんですよね。多分(笑)。チュートリアルが2006年M-1を制しましたけど、僕からいわせればねえ、もう2005年もチュートリアルはもう一番でしたよ。あれで負けたってのが僕すごく納得いかなくて。で、2006年に1位になって、本当に僕嬉しかったです。サイコーです。それだけです(笑)。
一昨日フジファブリックのイベント(倶楽部AKANEIRO)だったんですけど、すごいお客さんもいいお客さんで、楽しいイベントでした。東京のも3/1に出るんですけど、もともと大阪も出させてもらうなんて予定じゃなかったんですけど、聞いたらGRAPEVINEの皆さんが「peridotsどうか?」って推してくれたらしくて、大阪と東京の2回出させてもらうことになりました。

フジファブリックライブを観たのは実をいうと2回目で。昔に東京の新宿LOFTアジカンとかと対バンしてたんですけど。久しぶりに観させてもらって、めちゃめちゃえぐいバンドになっていて本当に驚きました。去年1年間ずっとperidotsでも叩いてくれていたドラムの城戸君がフジファブリックでも叩いてて、すごいはまってて、本当にかっこよくて、びっくりしました。楽屋でもサポートメンバーと一緒にわーわーわーわいってたんですけどね、かっこよかったです。東京も楽しみです。

【リスナーからのメッセージ】「春ですね。ティッシュが必需品になる季節です」
スタッフでもすごい花粉症に苦労している人が多いんですけど。僕、花粉症なんですけど、何かちょっと個人的な波があって、今年の始め「花粉症がひどい」っていってたんですが、最近なんてことないんですよね。不思議な個人的な花粉症的バイオリズムがあるみたいで、今は大丈夫です。まだちょっと寒いですけど、春の足音がやってまいりました。花粉症も大変でしょうけど、皆さん気をつけてください。

【書き下ろし番組エンディング曲「Freesia」】
僕また前回嘘ついちゃったんですけど、新しいバージョンの「Freesia」をお送りするっていいましたけど、あれ嘘です。嘘ですっていうか(笑)できてるんですけど、あと一歩の仕上げがちょっと...言い訳するとエンジニアさんのスケジュールの都合で(開き直り笑)ちょっと間に合わず。次回には多分オンエアできると思いますので、今回はSunnyさんとの2人のバージョンをまたお届けするということでご勘弁下さい。

僕が選ぶシチュエーションリクエスト「卒業ソング」。71年の名盤中の名盤「つづれおり」のアルバムから。


<セレクト×セレクト>
テーマ「peridotsのブラックミュージック特集」
今月はFM802の「ブラックミュージック強化月間」で、これに乗っかっちゃおう!ということで、僕なりのブラックミュージックを選んでみようと思いました。peridotsは全然今のところそんなブラックミュージックという感じではないんですけど、もともと洋楽に入る入口がブラックミュージックだったんですよ。80年代にいわゆるブラックコンテンポラリーみたいな感じで、あの時はMadonnaとかポップミュージックもいわゆるブラックミュージックをルーツにもったものがいっぱいあったので、そっから入ったんですよ。クラシックソウルみたいな古いソウルも聞いたりして。なのでいわゆるロックとかパンクを聞く前にそっから入ったんで、僕にとって関係の深い音楽なんですけども。普段そんなこといわれないんですけど、前「ロックロックこんにちは!」というイベントで、スガシカオさんとご一緒した時にすごいお褒め頂いて。「歌い方とかソウルっぽいよね!」とかいわれて「あっ、そうなんですよ!」って。「ルーツが結構ブラックミュージックなんです」って。恐るべしスガシカオさん! って感じだったんですけど。見抜かれた!って感じで。時々ね、見抜いてくれる人がいます!

僕、ブラックミュージックを選ぶと、放っておくと古いもんばっかになっちゃうので、新しい物にしようと思っていたんですけど。これだけはちょっとかけないとだめかな、と思ってARETHA FRANKLINを1曲選びました。絢香さんとのボイスメッセージでもいったんですけど、一番影響を受けたヴォーカリスト、シンガーということで、ARETHA FRANKLIN...なんですよ。僕の場合は。若い頃この人の歌を同じキーでバカみたいに歌いまくってて、親から変態扱いされたっていう思い出がありますけど(笑)。「近所迷惑だ!」って。基本はこの人から全部学んだ、ってくらい本当にすごいシンガーで。この人の76年の「SPARKLE」ってアルバムからの「SPARKLE」という曲をお送りするんですが、プロデュースした人がCurtis Mayfieldという人で。この人はそれこそ山下達郎さんとかオリジナル・ラヴの田島さんもすごい影響を受けた人で、すごい、このアレンジを聞いてください! 本当に音楽って素晴らしい!って思いますよ。ハープとかパーカッションとかストリングスとかホーンセクションとか本当に渾然一体となって、素晴らしいアンサンブルをつくりあげているので、これ聞いてください!

スタッフから「MISSY ELLIOTT、この曲なのか?」とダメ出しがちょっと入ったという(笑)噂があるんですけど。MISSYは多作な人で、1st Alubmもすごいよかったし、時代によって色々スタイルを変えたりもしてるんですけども。色々いい曲があってね。僕はこの曲のサンプリングの「にゃあー」っていう(笑)猫の鳴き声が好きで。猫好きとしてはたまらなくてこの曲を選びました。MISSYは今をときめくTimbalandとのコンビで、最初プロデューサーとして出まして、でも今は本当にえぐいラッパー&シンガーなんですけど。やせたり太ったりね。リバウンドの女王と(笑)僕は呼びたいくらいなんですけど(失礼)。もう踊りまくるしね、あの体格で。すごいかっこいいですよ。アディダスのデザイナーとかも最近しているみたいで。僕ほんとMISSYは好きです。

  • SPANISH JOINT/D'ANGELO
  • TALK ABOUT OUR LOVE/BRANDY

D'ANGELOは90年代後半ぐらいにニュークラシック・ソウルムーブメントみたいな感じで、いわゆるR&Bでも生音? 本当の楽器を使って昔の70年代とかのソウルに近いようなR&Bをやるアーティストが出てきた中の1人で。その後にErykah BaduとかAlicia Keysとかも出てきて、そういうムーブメントが拡大していった感じなんですけども。D'ANGELOはもうね、すごいに繊細な音でしたけど、ジャケットみるとわかるんですけど、この人ムキムキなんですよ。格闘家か?って感じでムキムキで。すごい才能のある人で、次のアルバムも楽しみなんですけども。
次のBRANDYは16歳でデビューした、アメリカでは若くして大スターで、女優とかもやってるんですけど。Rodney Jerkinsというプロデューサーと組んでバキバキの変則ビートみたいな感じの曲が印象的だったんですけど、僕この曲を聞いてね。「誰このプロデューサー?」と思って。「何このKanye Westっていう人!?」って思って。この曲でKanye Westを知ったんですよ。それで調べて。でもその頃にはKanye Westがもうアルバムを出していたと思うんですけど。これで「何なんだこれは?」と思って。BRANDYもそんなに注目してなかったんですけど、これでちょっとみっけちゃった☆って感じだったんです。なので、最後にご紹介するのはKanye Westです。Kanye Westは最近TERIYAKI BOYZに参加、っていうかプロデュースってことで話題になってましたけど。もうね、この人はね、とりあえず早く次のアルバムを出してほしい(笑)。この人の才能がどういうものなのかわかんないんですけど、この人の何かある種いいかげんなところとか繊細なところとか、何かそんなHIP HOPにとどまらない感じがね、すごい。だってまるまる1曲サンプリングしてビート乗せてみたいなことやってるから。かなり適当なところもあるんですけど、それが結構救いなんですよね、HIP HOPの世界では、多分ね。なのでもったりとしたラップもすごく味が合っていいんですけど、聞いて頂きましょう。この人ね、本当に歌心があると思うんですけど。聞いてください。

【LIVE BBSから】「Michael Jackson、The Jackson 5で1曲選ぶとしたら、何を選びますか?」
「Man In The Mirror」という曲があるんですけど、あれ結構好きなんですよ。古い曲でね、いっぱいあるんですけど、新しめの中ではあの曲が好きですね。『フゥッ!』とかいいまくりの...曲なんですけどね。あれいいんですよ(笑)。

【リスナーからのメッセージ】「高校入試合格しました。受験前も高橋さんにメッセージ読んでもらえて元気出たんで、ほんまにありがとうございました」
おめでとう! よかったねえーーー。合格だって。嬉しいですね。
【リスナーからのメッセージ】「倶楽部AKANEIROに『コンバース履き違え』の橋本さんも来てましたね」
そう、倶楽部AKANEIROででギター弾いてくれていたのは前回オンエアで話してた「人の靴を間違えて履いて帰る男、橋本」でございます。Charaのニューアルバムにも参加している立派な方なんですけども。もうね、橋本さんのメンバー紹介した時になんかざわついたところがあって(笑)。ちょっとやっぱり話題になったんでしょうね。いいねーいい味だしてました。


先週の絢香さんのオンエアから始まったコーナー 【peridots←→絢香ボイスメール交換】
「高橋さん、こんばんは! 絢香です。第一回目のボイスメールどうもありがとうございました。オンエアではライブの話もしてましたが、こちらこそ本当に(またライブに遊びに)来てください! 本当にありがとうございました。初めてお会いして、挨拶してお話少しできたんですが、何かすごい...もっと話したい!って思う感じで。しかも!絵本のプレゼントまで頂いてしまって。飛び出す絵本、すっごいかわいくて、大切にしています。ありがとうございました。私もぜひライブに遊びに行きたいと思いますので、よろしくお願いします! 」(ちなみにperidotsからの質問「影響を受けたアーティスト、シンガーは?」への絢香さんの答えは「Michael JacksonTHE BEATLES」)
絢香さんからの質問】「初めて人前で歌ったのはいつですか? どこで、どんな感じで歌ったのですか?」(ちなみに絢香さんは中学校2年生の時に学校の文化祭で体育館で。心臓が飛び出そうだったけど、歌うことが大好きだったので、「歌いたい!」と我慢できなくてやったという感じだったそう)〈この質問に答えているperidotsのVoice Mailはこちら

絢香さんの)話し声もね、素敵で、きゃわいい...。おじさんになってしまいましたけど(笑)。 僕も初めて人前で歌ったのは、絢香さんと同じ学校の体育館なんですけど。僕の場合早くて。小学校2年生。町内のカラオケ大会だったんですよ(えへへ)。そこで『セーラー服と機関銃』、もちろんあのキーでね。その当時は薬師丸ひろ子さんが歌っていた(最近は長澤まさみさんもカヴァーしていらっしゃいましたけど)『さよならはわかーれーの♪』って曲を歌って、軽々と優勝しましたっ!(自慢げ)あははは。軽々かどうとか知りませんけど(笑)。その頃は部活(バスケット)に入る前で髪が長かったんで、で、そんな声だったんで「え? 男の子だよね?!」って司会の人にいわれたりして。最近も「女かと思った」とかって時々いわれますけど、その頃もいわれてましたね。そんな早いデビューでしたけど。デビューしたのは遅かったんですけど(爆)、人前で歌うのはすごく早かった、ということでした。


FM802 MUSIC FREAKS BLACK MUSIC VIBE SELECTED BY 100 songs、僕が選んだのはRihannaなんですけど。すごい個性的な声で、個性的な歌い方をする若いシンガーということで。これは2005年10月のFM802ヘビーローテーションナンバーらしいんですけど、聞いてください。


<シチュエーション・リクエスト>
テーマ「卒業ソング 定番・新定番・無理矢理これだ!」(バックに流れる尾崎豊「卒業」をハミングで歌う)

  • 友達の唄/ゆず

【リスナーからのメッセージ】「卒業ソングってバラードでしっとり系が多いので、私は皆でゆれながら楽しく歌えるこの曲が大好きです」
そうですね。確かにこういう曲って珍しいかもしれません。peridotsがずっとお世話になっているキーボードのSunnyさんも、昔ゆずでも弾いてたみたいで。この間ちょうど楽屋でその話になって。その頃Sunnyさんも若かったので、ゆずのある打ち上げでかなり無茶して迷惑をかけたって...(笑)いってましたね。何かお好み焼きが天井に貼り付いたとかそんなようなことを。一体何が起こったんでしょうか」

【リスナーからのメッセージ】「卒業ですが、あの頃は夢や希望に満ちあふれていて、怖いものなんてなかったな、と思ってしまいます。社会に出て働き出すと、夢や希望をもってた頃の自分がキラキラと輝いて眩しく思えます」
切ないメッセージやめてくださぁい(笑)。確かにそうですね...本当に。前向きに頑張っていきましょうよ。僕ねえ、YUIさん好きなんですよね。デビューの『I feel my soul〜♪(勿論歌う)』だっけ?。あの曲で一発で好きになったんですけど。すごい本当にいい声の、歌心のある人ですよね。何か最近いろんなイメージを出してきてますけど、どれもよくて。もうブレイクはしてますけど、これからも注目のアーティストさんだと思います。

【LIVE BBSから】「『別れぎわにほらそこに これからの笑顔があるんだ』という歌詞が好きで、友人の旅立ちや大切な人との別れの時に思い出す曲です。別れはいつも寂しくてつらいけど、涙2割笑顔8割でいたいと思っています。高橋さんは卒業式で泣きましたか?」
僕ねえ...泣きそうになるんですけど。前にもいったかもしれないんですけど、涙腺が本当にきついんで...。涙がこぼれないんですよね。本当にすみません(へへ)。ちゃんと気持ちはあるんですけど。この曲いい曲ですよね。かけましょう。


ゆずをかけたら(LIVE BBSに)反響がありますねえ。僕すごく思い出すんですけど、ゆずを最初にみたときって、何かの小冊子でね。「ゆず」って。「何、ゆずって!?」と思って。写真を最初にみたんですよ。ちょっと真剣な、アンニュイな顔をしたお二人がいてね。すっごい美少年が並んでるって印象で。で「ゆず?!」って思って。髪型も当時そうだったんですけど、フリッパーズギターとか、ああいう感じの音楽やってるのかなー?って思うような見た目で。でも『ゆず?』と思って(名前に懐疑的な様子)。で実際に音聴いて「あーーこういう音楽か」と思ってすごいびっくりした覚えがあって。周でもやっぱり女の子でゆず好きなコとか多いですよね。ゆずはいい曲いっぱいありますよね。

【LIVE BBSから】「私も涙腺きついんですよ。泣きたいのに泣けない時めっちゃありました」
泣くとストレス発散になるんですよね? 泣ける方はね。僕、年とってきて、これでもちょっと涙腺ゆるくなってきましたけど。まだ涙腺がきつくて、泣ける人が本当に羨ましいんですけど。今日来る時にEXILEのドキュメンタリーをやっていて、Vo.のATSUSHIさんがいろんな局面ですごいいっぱい泣いていて。ああ、こういう人なんだなだなって...見直した?っていうか、泣けるっていいな、と思いました。

最近の僕のお気に入りの1曲ということで、IDLEWILDなんですけども。何回かここでも紹介してましたけど、今度来日するということで。心斎橋CLUB QUATTROでライブも決定したとのことで。東京の方は僕も機会があれば行きたいと思ってます。新曲が届きましたのでお送りします。次回のオンエアではperidots用にコメントが頂けるかもしれないということで、楽しみにしていてください。

弾き語りの御希望がすごく沢山あったんですが...すみません。次回から必ず新しいバージョンが流れますので、今日が本当に最後ということで聴いて頂きました!

【LIVE BBSから】「物忘れ」の話
僕もここにくる時、タクシーの運ちゃんで、いつも降ろしてもらう交差点の名前が思い出せなくて...困りますよね! 次回も、よろしく〜!(笑)(謎なテンション)

 
【yrrtnhr】