スペシャ列伝〜噛噛の宴〜 REPORT

他の出演者はみんなバンドなのに、peridotsはアコギ1本で1人ペリ。
今日はシャツでなく、黒?グレー?の肌なじみのよさげなTシャツにだぼっとしたジーンズ。と思っていたら、MCで「今日空いた時間で渋谷をぶらっとしてたら、ジーンズ買っちゃいました。探してはいたんですけどね。いやあ、店員さんが...どの世界にも天才っているんですよね。あれよあれよという間に買わされて...。」とか言ってるし! お客さんには高橋さんのマイペースっぷりがツボだったようで。「僕スペースシャワーって観れないんですよね」との問題発言に始まり(「ライフワーク (ONLY SSTV EDITION)」のPV流してもらってるくせに〜)、「労働」を演る前に「イントロが難しくて...練習してきました」といって始めたそばから間違えてやり直してるし。あと「ごきょくいりみにあるばむ」とハキハキ言ってくすくす笑われたり。新しい曲の話をしたそばから「...といいつつ古い曲を...」と「トーキョー・トゥ・トーキョー」を演る始末。このもちあげたそばから落とすトーク、わざとですか? 面白いからいいんですけどね。そういうのも含めて、かなり微笑ましい感じ。
まだペリの知名度も高くないだろうに、イベントに新曲盛り沢山で挑むとは度胸あるというか、それだけ曲に自信があるということか? ペリファンのために渇望されている既存曲を演ってあげようとか、そういう発想はないのかな? ま、それもまた高橋さんらしいといいますか。アコースティックでシンプルなセットだからこそ、声のよさが一段と際立つ。新曲の歌詞も独特の世界観。美しくも残酷な世界とでもいうか。ひんやりと冷たいようでいてその奥には熱いものを秘めているというか。本当に繊細でふくよかな歌声。 バンドアレンジになったらまた全然違いそう。また楽しみが増えました。
【yrrtnhr】